神韻芸術団公演の感想。重ねた練習を頭に描き泣きました

こんにちは。とろみんです。

先日、神韻芸術団(Shen Yun)の舞台、東京公演を鑑賞してきました。

中国古典舞踊を観たのは初めてだったのですが

想像していた以上に感動したので今回はその神韻芸術団の公演と見所について書いていこうと思います。(一番最後に行われた2019年公演です)

2022年末~2023年にかけては3年ぶりの再開も決定。どんなにパワーアップした状態を拝見出来るかまた楽しみですね♪

 

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目 次

 

神韻芸術団 2019年公演を鑑賞した全体的な感想

 

全体的な感想ですが

まず開幕と同時に

ビックリするくらいに鍛錬を重ねてトレーニングされた結果の舞台。

という事が目に焼き付けられました。

 

その位に踊り手さん達の体の動きがしなやかだし筋肉の使い方が美しかったです。

 

動きはクラシックバレエとも似た動きが沢山あったのですが

クラシックバレエと違うのが、バレエはどちらかというと

「ポーズ」はポーズと分かるように取る。

 

すなわち空中でも、トゥ(つま先)で立っている時も

ポーズ時は静止している瞬間がある。という印象強いのですが

 

それに対して中国古典舞踊は

動いている流れの中でポーズが変わっていき、

その流れの中で型を作る様にポーズが入ってくるので

立体的なものが形を変えながら流れていく。

という流動性をより感じました。

 

そして神韻は

音楽も踊りも舞台装置も全て東洋と西洋の融合。

と言える位に西洋と東洋が上手い具合に織り交ざっており

素直に面白いアイディアだな。と思いました。

ありそうでないですよね。

 

ほかには個人的には

あれだけ動ける男性と女性がいて、

バレエやラテンの様にリフトを入れたりペアダンスが入ったりしない。

というのは本当に新鮮でした。

フォーメーションで魅せる。という意味ではチームですが

チームでのアクロバティックな動き。

(数名で一人を高く持ち上げたり、ジャンプさせたり)

というのがなかったのが意外でした。

 

構成に関しては、古来から伝わる話を題材にしたものがあったり

コメディータッチのストーリーが入っていたりと

色んなテンポで展開されていくので

比較的万人に受けがよいのではないかと思いました。

 

個人的にはどんな踊りでも古典的というか、

クラシック。と名のつく踊りのほうが私は好きなので

どちらかと言うと

コメディーの部分はもう少し短くて良かったかな。。。。という感想です。

 

でも踊りに慣れていない方は時々面白いタッチのものが

入ってこないと肩に力が入ってしまうから

あえて途中に笑いを入れているのかもしれませんね。

 

 

神韻芸術団2023年日本公演について

さて。

神韻芸術団(Shen Yun)も世界で蔓延した流行り病でずっと公演中止でしたが

2023年は日本に来てくれます♪

 

毎回大体年始頃。1月に公演が始まり全国を回るツアーですが今回もそのようなスケジュールです。

「神韻2023」のスケジュールは

2022年12月26日の東京・八王子を皮切りに

福岡、広島、西宮、京都、大阪、横浜、宇都宮、鎌倉、川口と、東京で公演があります。

 

あの大所帯がこれだけの箇所を回ってくれるってすごい!

そして今回は久しぶりなだけあり、かなり公演回数多めの様子。

 

会場の規模により印象も違うと思うので

私も他の場所でも観てみたいな。なんて思ってしまいました。

個人的には神韻の雰囲気とマッチしそうな鎌倉良さげ。

 

毎年振り付けも必ず新しいものをやってくれるそうなので

公式トレイラーの動画みてワクワク。

本当に動きが美しいのよね。。。

 

チケット情報はこちら

公式ページ: https://ja.shenyun.com/

 

 

 

神韻芸術団とはどんな人達?

 

さて、神韻芸術団の舞台を初めて見に行ったわけですが

調べてみると、実は彼ら芸術団の本拠地はニューヨークです。

アメリカの芸術団なんですね。

神韻芸術団 日本公式ページ: https://ja.shenyun.com/japan

 

動画 Shen Yunダンサーになるために必要な事

神韻ダンサーたちの驚きの身体能力をぜひ動画でご覧下さい。

2019年日本公演で主演だったチャド・チェンさんも動画 1:08ごろ登場します。

 

動画内のナレーター要約

限界を作り出すのは自分の頭の中の思考である。

そう信じて彼らは毎日自分の体にムチを打ち、毎日気の遠くなる様な練習に励む。

失敗した事による恐怖に打ち勝つまで練習に励む。

その血のにじむ様な努力の先に

鋼の様な強い精神力と、ゆるぎない表現力。両方兼ね揃えるダンサーになるのだ。

 

さて、神韻の本拠地はブロードウェイもあるニューヨークですが

踊り手たちは皆さん

中国本土で中国舞踊を学んでいらっしゃる方ばかりの様です。

 

中国本土では表現の自由。という観点から

演出が難しい演目もある様なので

そういったしがらみなく、伝統的なものを世界でやっていきたい。

という目的で始めたのが神韻の最初だそうです。

 

なので、演目の中には中国本土ではない公演だからこそ可能。

という内容も含まれていたところも興味深く泣ける・・・・

 

私自身、小さい頃からダンスやっているので、こういう血のにじむ様な努力の上に

美しい動きがある。ってのが垣間見れると、途端に感動します。

体で表現するって、言葉で言い尽くせない、その場の表現者のエネルギーをモロに感じて共感してしまうんです。はい。ダンスバカです笑

 

関連記事:そんなダンスバカな私がニューヨークにサルサしに行ったらこうなった

 

 

神韻芸術団の舞台、見所 踊りについて

 

神韻の舞台の踊りに関しては

全てが見所。と言えますが

特に私が注目したのが、女性の歩き方。

 

人が歩く時、普通頭が上下に動いて歩くと思いますが

「浮いているの??」

と思うくらいに彼女達は

頭の位置を動かさずに舞台を端から端まで走りまわります。

 

よく見ると、つま先を上げて歩いているんですね。

 

つま先を上げることで足の置き方や置ける角度が限定的になる為

まるで天女の様に浮いているような歩き方を再現する事が出来ているんでしょうか。

 

あと踊りに関しての見所はなんと言っても

男性の舞ですね。

 

力強さやジャンプの高さがはもちろんの事、

柔軟性が本当に素晴らしかったです。

 

男性であれだけの柔軟性をもって踊れる。

そしてそれが当たり前の様に全員が同じレベルで出来る。

 

というところに感動しました。

というか、泣きました

 

多分普通は、全く泣く場面ではないですけど

舞台見ていたら一瞬のうちに

練習を重ねた姿や、今舞台に立っている人の後ろには

一体何人の人達が涙流して諦めたりしてきたんだろう。

 

演技力があっても、骨格的にどうしても出来ない動きがあったら

この舞台に立つ事はないのだろうな。

と、色々浮かんでしまい

つい熱くなって涙腺が緩んでしまいました。

 

踊りの見所的にはあと一つ

男女共に「人間ってこんなに静かに降りれるのね」

というくらいダンサーさん達の静かな着地にビックリしました。

作風的にも静かに降りる。

という事を意識しているんでしょうがそれにしても素晴らしかったです。

 

細かいところまで見たい!
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神韻芸術団の舞台、見所 衣装について

 

さて、

神韻の舞台は衣装もとってもキレイで見所が沢山あります。

 

踊りを最大限にキレイにみせる女性が着ている長い丈のドレスは

舞を踊っている間優雅にゆれ動き続けますし

 

衣装の色合い自体も

背景の3D演出(なんと最新技術のプロジェクションマッピングありです)

に負けることない華やかな雰囲気。

 

そして衣装のデザインがとにかく豊富で楽しませてくれます。

 

中国の古典的なデザインに洋風のアイディアを織り交ぜたデザイン。

そして女性をキレイに魅せるカットで仕立ててあり

仕立てのラインが美しい。

思わず私も

「あー。あんなドレス欲しいな」と思ったものが数点。

 

是非、行かれる方は衣装も細かいところまで見るとかなり楽しませてくれる

衣装になっていると思いますので見逃さないでくださいね。

 

神韻芸術団の舞台、見所 音楽について

 

音楽こそ、

神韻の真髄である東洋と、西洋の融合。

の良さが大きく出ていて

その融合している部分の一番の見所。

 

といえるのではないか。と思いました。

 

それを感じたのは

舞台の途中でオーケストラの方々を紹介してくれた場面。

なんと、

オーケストラの中心にいたのは

琵琶弾きの方と、二胡弾きの方々。

 

斬新。と思いました。

 

オーケストラをリードする楽器が琵琶と二胡。

初めての経験でした。

東洋の楽器にリードされ西洋の楽器がフォローしていくという

あまりない構成のオーケストラ。

あまりにも自然な融合っぷりに

その異質さに気が付かなかった位です。

 

こちらも見逃せない見所。

この融合こそ神韻ワールド。一気に世界に引き込まれます。お楽しみに♪

 

神韻芸術団公演について まとめ

 

芸術団自体、題材は中国伝統舞踊だが、実は拠点がニューヨーク。

神韻は東洋と西洋が織り成す。

東洋文化と西洋文化それぞれの良いところが組み合わさって出来た舞台。

 

音楽・踊り・構成どれをとっても東洋文化と西洋文化の

融合している様が美しく重なり合っている。

 

神韻は、現在では中国本土でもほとんど観る機会のなくなった

伝統舞踊を披露してくれる。

 

芸術団では現在6組のチームが世界中を回っているそうです。

皆さんも機会があれば一度観に行ってみると

中々他ではないパターンの舞台で新鮮かもしれません。

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