熱海観光【MOA美術館】長いエスカレーターの先に絶景アクアリウムが!

こんにちは。マグロのとろみんです。

青春18きっぷを使って日帰り旅行に行ってきました。今回の旅先は東洋のナポリ「熱海」です。

「MOA美術館」というところを訪れたのですが、日本じゃないようなスケールの大きさとと美しすぎる絶景に驚かされました。

私にとっては色んな意味で衝撃的な美術館で面白い場所でした。

 

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目 次

 

熱海MOA美術館はアートと絶景のコラボで強烈に癒されるスポット

 

熱海MOA美術館は

熱海駅からバスで7分。お山の中腹に作られた美術館です。

 

豊富な美術コレクションはもちろんですが

これでもか!という絶景と、おいしいごはんまで提供してくれるというのが

この美術館の強みかな。と思いました。

 

本格フレンチや、美味しいおそばが食べれるそば処が敷地内にあるので

美術品を楽しんだ後に良質の物を食べる。というちょっとセレブっぽい時間を送れる美術館です。

 

しかしこの美術館、よくもこんな山腹に作られたものだと感心しました。

相当な強いビジョンと資金力がないと建設出来なかったはずです。

創設者のロマンを感じずにはいられない建築物でした。

 

いきなりお目見えする桁違いなスケールと巨大万華鏡投影機

 

そんな男のロマンがビシビシ伝わってくる「MOA美術館」

最初にそのスケールの大きさに驚かされました。

入口入るとまずは「お二階にどうぞ。」と言われ

エスカレーターをグングン昇らされます。

ガンガン昇ります。

え。二階ってどこまで行ったら二階?と不安になる位昇ります。

やっと何か見えてきました。

エスカレーターを100mくらい昇ると突然アートスペースがお目見え。

万華鏡を天井いっぱいに投影した展示室になっていました。

全てにおいてスケールが大きいなぁ笑

しかしこの万華鏡。

ゆらゆら揺れる様子がまるで海の中みたいで涼しげでした。

揺らめきながら瞬間ごとに変わって行く万華鏡の模様がなんとも気持ちが良いです。

 

アクアリウムみたいな雰囲気さえあります。

でも本当に、国語の教科書で読んだ「スイミー」あたりが泳いできてもおかしくない雰囲気だし、

実際ここでアクアリウム展とかやったら面白そう。と思いました。

 

 

そうそう。実はこのアートスペースは2階ではありません。

この先もまーだまだエスカレーターが続きます。

エスカレーターは全長200m。

フロリダにあるディズニーリゾートのアトラクションか?

と思わされる度肝を抜く規模の大きさに笑ってしまいました。

 

それと。

この恐ろしく長いエスカレーターは

公共交通機関で来館しないと昇るチャンスがありません。

 

車でいらした方は、美術館の一番上の階にある駐車場に回されるので

エスカレーターを昇らずにいきなり正面玄関にたどり着くことになるんですね。

 

お車でいらした方で、この万華鏡アートスペース見てみたい。という方や

エスカレーターどんだけ長いの。

と興味ある方は美術品みた後にでも、館内しばし冒険してみて下さい。

 

イベントや企画展が行われているときは、ちょっと注意が必要

「MOA美術館」に展示されている美術品は東洋美術が中心です。

絵画や陶磁器もあるし彫刻類も所有しています。

 

ですが、私が訪れた際は

展示物の中に仏像が少なかったなぁと思いました。

個人的に絵画よりも仏像さん達の方が興味ある私としては

あれれ?なんで?と正直期待はずれな感じです。

 

変だなぁ。と思っていましたが

後で調べてみると

どうやら同時開催されていた企画展の展示室に

仏像さん達が普段展示されているようでした。

 

なるほど。企画展をする際は

企画展示室が別にあるわけではなく、常設展の一部を一時的に移動して

企画展を開催しているんですね。

私が行った時は企画展用に2部屋+1階のホールが使われていたと思います。

 

企画展自体を楽しみに行くなら全く問題はないのですが

あまり企画展に興味がなかったりすると、

見るものが少なくなってしまうので、「純粋に常設展だけ見てみたい。」

という方は企画展やっていない時に行く事をオススメします。

 

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個人的に気に入った展示室「創始者の部屋」とんがりすぎ!

 

全体的にとっても気に入った美術館だったのですが

個人的には「創始者の部屋」がツボでした。

 

一言で現すと「尖った突き抜けるセンスの作品」が多い部屋でした。

創始者の想いが感じられるというか、

あぁ。この人はアートが本当に好きなんだな。って思える作品がたくさんあって

なぜかクスっと笑いを誘われてしまいました。

 

作品の脇に置かれている表示を見ると

なにやら重要文化財に指定された作品を作ったアーティストさんが手がけた

作品も飾られている様です。

 

とはいえ、大きな丸い花瓶なのに、挿し口が狭すぎて

どう見てもか細い花一輪しか挿せなさそう。

という感じの頭が「?」となる作品が置かれてたりして

創始者の方がわざわざ発注したのかなぁ?

一体どんな経緯でここに飾られているのかな。と色々想像を掻き立てられる部屋でした。

 

あとで調べると、この部屋には創始者である岡田茂吉さんの名前が付いた

「岡田茂吉賞」を取ったものが多く飾られている模様。

それにしても究極の。というか、凡人には刺激が強い尖った作品が多かったなー。

個人的に、見逃せない展示部屋の1つとしておすすめします。

 

一日過ごしたい。相模灘の絶景が一望できる本格派カフェ

実はMOA美術館。私は半分カフェを訪れるのも目的で訪れました。

景色の良いカフェでノンビリするのが大好きなんです。

 

美術品を見た後、余韻に浸るためにのんびりするのも良いと思いますし

途中でお腹が空いた。と思ったら一旦カフェで休んでから

また展示物を見るのも良いと思います。

 

こちらのカフェで提供されているパンはかなり本格的なものなので

是非。

少しおなかに余裕を持たせて美術館を訪れる事をオススメします。

 

 

カフェについての詳細は別記事に書きました

絶景カフェについてはこちらからどうぞ

 

 

MOA美術館の基本情報とアクセス

 

MOA美術館

住所 静岡県熱海市桃山町26-2  こちらからグーグルマップへ飛べます
Tel: 0557-84-2511

営業時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
定休日:木曜日
ウェブサイト:https://www.moaart.or.jp/

入館料:
一般 1,600円 高大生 1,000円 中学生以下 無料
シニア割引 1,400円 障害者割引 800円

公共交通機関情報:
JR熱海駅 バス乗り場8番 MOA美術館行きで7分(バス時刻表サイトこちら

駐車場情報:
美術館の一番上、3階に200台 無料の駐車場があります。

 

公共交通機関でおいでの方へ:

美術館発のバス待ちの際は、万華鏡を投影してる部屋でしばしのんびりするのをオススメします。

夏は涼しいし冬は暖かいので外で待つより良いかと思います。

 

大きな荷物がある方へ:

バス停があるすぐそばに無料のロッカーがありました。

利用の際100円入れる必要がありますが利用終了後100円は戻ってくるタイプです。

 

 

MOA美術館クーポン情報

 

MOA美術館は、前売り券をオンライン購入しておくだけで

200円割引になります。

この前売り券は当日購入でも大丈夫なので、行く途中で決済しても有効です。

 

MOA美術館の公式ページからも飛べますがこちらにリンク貼っておきます。

MOA美術館割引券: https://www.e-tix.jp/moaart/

 

但し、クレジットカードか、d払い(ドコモのスマホ決済サービス)で決済する必要があるのと

クレジットカードは

VISA・MASTERcard・JCBの3社のみ決済可能です。

 

私は美術館に向かっている途中で決済しようとしたのですが

当日持っていたクレジットカードはAMEXのみ。

残念ながら割引チケットを購入する事が出来ませんでした。

前日の夜、家で決済してたらVISAがあったのになぁ。。。と思いました。

 

世の中便利になったとはいえ、事前の準備がある程度必要なようです笑

皆さんはお気をつけ下さい。

 

MOA美術館まとめ

 

さて。MOA美術館の感想をまとめようと思います。

こちらの美術館は東洋美術品を中心に展示されている美術館です。

 

ですが、コンテンポラリーな雰囲気を感じられずにはいられない

不思議な美術館でした。

多分建築物自体がスケールが大きく海外っぽいつくりのせいもあるかと思います。

建物だけみると何処の国?と思っちゃいますよね。

 

さらには美術館の2階のメインロビー入り口には

ブールデル(ロダンの弟子)の力強すぎる彫刻が飾られてます。

そしてお庭にはヘンリームーアの作品が置かれてます。

 

東洋・西洋・そして現代アートと、様々なアートに触れる事が出来る事。

そしてなんと言っても創始者の壮大すぎるロマンが織り交ざって

不思議なこの美術館だけが持つ唯一無二な雰囲気を出しているのかな。

 

なんて思いました。

相模灘の絶景も眺める事が出来るこの美術館。

暑すぎたり、寒すぎて外を観光するのは億劫だな。

なんていう日にもオススメです。

 

では読んでいただきありがとうございました。

では皆さん、よい旅を♪

 

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