とろみんです!
クリスマスには「メリークリスマス!!」と皆で挨拶しあうのが日本でも定番になっていますよね。
実は近年、英語では「メリークリスマス」と挨拶しないケースがあります。
今日はその挨拶事情と、ではどんな挨拶をしたらいいのか。について書いていこうと思います。
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Merry Christmas!は、もはや英語では定番ではない??
定番ではない。というわけではないのですが
近年英語圏を始め世界的に多民族国家。というのが増えています。
多民族国家までいかなくても、比較的どこの国でも都市部を見てみると様々なお国の出身者が居住していますよね。
そういった背景から
キリスト教色が強い「メリークリスマス」という挨拶はどうなのか?
といった議論が近年されるようになったんですね。
日本にいると他の文化を取り入れながら発展してきた歴史があるせいか、
あまりどこの人種のものだとか、
どこの宗教のものだとかを気にする方が少ないように思いますが
英語圏であるアメリカやカナダ、オーストラリア、イギリス等では
キリスト教徒以外の方々に配慮、
そして彼らを尊重し他の言い方をする方々が増えています。
ちなみにアメリカの人口比率は?
参考までに。
アメリカの宗派別人口比率
*American Religious Identity Survey(ARIS2008調査)より引用
出典元: https://www.ebony.com/wp-content/uploads/2012/05/aris030609.pdf
以下2008年調査時の数字 比較としてカッコ内は1990年の数字
キリスト教 72%(84%)
その他 6%(6%)
無宗教 17%(7%)
無回答 5%(3%)
ではクリスマスの挨拶はどうすればいいの?
「メリークリスマス」以外の挨拶は
「ハッピーホリディズ!」と言うのが定番になっています。
ただ、キリスト教徒同士では今でも「メリークリスマス!」や、「ハッピークリスマス!」と挨拶し合ってますし
地域によってはキリスト教徒以外でもメリークリスマスを言う地域もあります。
まずは周りの様子をみてみてどんな感じか伺ってみて下さい。
アメリカ国内のショッピングセンターに入っているお店などでは研修で
お客さんが「メリークリスマス!」と挨拶してきたら同じ様に「メリークリスマス!」や「ハッピークリスマス」と返し
それ以外の挨拶をしてきたら「ハッピーホリディズ」と返す。
と、教えている店が多いようです。
しかしながら、一時期このクリスマス挨拶がホットtopicになっていた時期があるのですが
現在は以前ほど目くじらを立てる。という事はなくなってきているようで、
相手がどの宗教を信仰しているか不明な際は「ハッピーホリディ」と言う。
という事に落ち着いてきているように思えます。
ま、でもクリスマスツリーなのか。ホリデーツリーなのか。
クリスマス休暇なのか ロングホリデーなのか。アメリカは色々気遣うみたいですね。
世の中世知辛い。。。。。。ふぅ。。。。。
良かったら息抜きにこちらの曲聞きながら続きをどうぞ。
音の使い方がクリスマスにちなんでキラキラしています。
信心してる宗教の違いはあれど、ホントはそういう垣根を越えて
皆が共存できる世の中になるといいですよね。
では、あまり公共の場ではメリークリスマスは言わないの?
そうは言っても宗教上の表現方法は地域によって様々かと思います。
ですが、個人的な私の周りの状況を言うと、
相手に対して直接自分の宗教のお祭りの挨拶をする。という事はあまり無いですが
SNS上では自分の信仰している宗派の大きなお祭りに関して投稿している様子を良く見ます。
その私の友人達も色々な国の出身者たちがいるのですが
個人的には様々なお祭りごとを知るきっかけになるので勉強になるな~と思って
拝見してます。
キリスト教ならば Merry Christmas!!と12/25に投稿していますし、
他、クリスマスを祝わない宗派の方達は例えば
ヒンドゥー教なら Happy Diwali!とヒンドゥー教のお正月にあたる時期に投稿していたり、
東南アジア諸国の旧正月には水掛け祭りを祝う現地の言葉で祝い合っていたり
韓国の方は旧正月の秋夕(チュソク)に、皆家族で撮った写真をアップしていたりします(韓国はキリスト教も多いのでクリスマスも投稿している友人もいます)
当然ビジネス上はお互いの事を配慮して行動する必要がありますが
友人レベルだと最低限のマナーを守れば個別に祝い事を公共の場で表現する。という事までは
気にしなくて大丈夫みたいです。
グローバルな世の中に対応しながらも楽しみたいですね♪♪
もっとクリスマスについて知りたい!
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