【ザノンフィクション】どん底時代の私なら北洋建設の受刑者社員にかかと落としだわ

写真出典元:ザ・ノンフィクション
こんにちは。マグロのとろみんです。

【ザ・ノンフィクション】さんナイス!お礼言います。

いやぁ。私、この方の話聞いてみたかったんですー!

 

北海道で元受刑者を43年間に渡り採用し続ける企業

「北洋建設」の社長・小澤輝真さん。

元受刑者を雇用し続けられる強い精神力と忍耐力がどこから来るのか気になっていたんです。

 

2020年4月5日放送【ザ・ノンフィクション】

余命3年の社長と刑務所を出た男 前編 ~塀の外の夢と現実~

感想です。

 

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「僕が助けなかったら誰が助けるの」と必死で訴える社長。

 

今回の【ザ・ノンフィクション】の主人公は

日本で最も「元受刑者」を採用している会社の社長さん。

「北洋建設」の小澤輝真さんです。

 

北洋建設では現在働く人の3割が元受刑者という構成です。

 

実は小澤社長、進行性の難病

「脊髄小脳変性症」という、

運動機能が衰えてしまう病気を患っています。

 

余命は「3年」

 

社長は現在、病気が進行する影響で

歩くこともしゃべる事も不自由を強いられる状況。

 

 

しかし

抱える持病を障害に感じる事なく小澤社長は

「僕が助けなかったら誰が助けるの」

さらなる受刑者雇用に精を出す。

 

小澤社長の元に届く

大量の就職希望の手紙に1つ1つ丁寧に

社長自ら返信し、

 

採用面接の為、全国の刑務所・少年院を飛び回っています。

 

 

今回はその社長の熱き想いと

周りで社長をサポートする人達。

そして北洋建設に入社してくる「元受刑者」を追った回でした。

関連記事:後編はこちら 北洋建設は反面教師がいっぱい。人の振り見て我が振り直せ

 

住所不定者にとっての再就職は卵が先か鶏が先か的な論争

 

私が北洋建設の小澤社長を知ったのは

去年の9月の事です。

 

【ザ・ノンフィクション】2019年9月22日放送

「半グレをつくった男 ~償いの日々…そして結婚~」

 

を見たのがきっかけで、

 

改めて日本の再犯率と、

再度犯罪に手を染める人の就職の有無。

また、元受刑者出所後の就職率。

 

この辺の関係性について考え、

色々検索している時に「北洋建設 株式会社」の存在と

 

この会社が1973年以来、

500名以上の元受刑者を受け入れてきた実績を知りました。

 

 

 

世の中の刑期を終えた方々は

ほとんどの方が、そこから就職活動を始める事になります。

 

が。

この就職活動の現実がかなりのジレンマを生む原因の1つ。

 

元受刑者って

「住所なし」「身分証なし」「資産なし」

という方々が大多数。

 

という事で

その状態で就職しようにも

就職先に提示する身分証もない。

 

しかし身分証取得するには住所が必要。

 

住所を取得するには家を借りる必要があるけど

家を借りるには通常は、身分証が必要。

 

さらに言うと家賃払うためには

仕事に就いているか、

まとまったお金を用意している事が前提。

 

なんか突き詰めると、卵が先か鶏が先か位の勢いで

ぐるぐると堂々巡りのループにハマりそうになる。

 

出所時、迎えてくれる家族などがおらず

一人でペイっと外に出されたならば。

 

もう人生終わりって言われている様な物じゃないか。

 

私だったら間違いなく発狂するわ。

 

 

再出発したいのに、にっちもさっちもいかない。

そしてそんな時に相談する相手がいなかったり

情報検索する携帯などのツールを持ってなかったら

 

どん詰まりになり

そりゃ再犯につながっちゃうよね。

って思う。

 

ところが世の中には救う神もいるもので

北洋建設がその受け皿として元受刑者を受け入れている1社。

 

丸っと受け入れ、手を差し伸べてくれるって

どんだけ懐深い会社なの。

って度肝を抜かれました。

 

関連記事:

【半グレ集団ドラゴン汪楠】この問題私達も責任あるよ

 

 

「人は仕事があれば、再犯しない」

 

さて。

熱い想いで語る「北洋建設」の社長。

 

「受刑者ってだけで、普通の企業は雇わないんです」

「でも使ってみなきゃ分からないんです」

 

「僕が助けなかったら誰が助けるんですか」

 

と、病気の影響で

はっきりとしゃべる事も困難な中

 

渾身の力を振り絞り

画面を通して訴えかけてくる。

その様子に私は、衝撃を受けました。

 

力強いしゃべりと熱量を持って

「人は仕事があれば、再犯しないんです」

とお話されていました。

 

 

確かに。

居場所があって、そこで生活をしていく基盤を作れる収入があるならば。

そこから未来が見れるってもんだ。

 

 

今この瞬間、明日の生活にも困っている人に必要なのは

「食べ物」であり「お金」

それを「北洋建設」では出来る限り

提供するチャンスを与えてくれている。

 

え?そんな、おいそれと

与える事が解決になるの?

と思われる方もいらっしゃるかもですが

 

 

もう何日も食べてないの。倒れそう・・・・

と言う友人が貴方の前に今、現れたとしたら。

 

その友人に、1から「種まいて、肥料やって、数か月後に沢山実がなるよ」

って言わないですよね。

 

恐らくだけど

家にある食べ物分けてあげるか

 

とりあえずの1000円札渡して

これで何か食べてって言いませんか?

 

 

とりあえず最悪の事態を避けられる

応急措置を取って

落ち着いてから改めて

 

「種まいて、肥料やって、数か月後に沢山実がなるよ」

という生きる方法を教えますよね。

 

 

北洋建設ではその応急措置から

生きる方法を教える。という一連の流れをやっている訳ですが

 

それを見ず知らずの人に対してやってあげられる

という事実に思わず脱帽しました。

 

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誰にとっても長期でコツコツ続けるのは難しい事

 

今まで500名もの元受刑者を受け入れてきた北洋建設。

しかし。

元受刑者の離職率は9割にも上ります。

 

しかも就職後1年以内に9割が離職。

という高水準。

 

9割ってまじか。

 

中小企業で働く私の肌感覚的には

就職後、3年未満に2-3割位離職が平均かな。と思います。

 

それを越えた人はそのまま長期在籍の傾向。

 

 

それと比べると

1年以内に9割が離職って半端ない。

 

そんなに離職率が高いと

継続的に採用し続ける気が失せてしまいそう。

 

 

ってか私が社長ならムリだなー。

もうやる気萎えてしまう。

 

そういえば以前何かで読んだけど

人は、規則に縛られたところにいた時間が長ければ長い程

自主的に判断する力が弱くなるらしい。

 

 

例えば塀の中の様に時間割がカッチリ決まっていて

主従関係がハッキリしている様な場合。

 

従う側は、指示やルールに従い生活をする事が求められるので

主体性が失われがち。という事らしい。

 

まぁ。実際普通の生活してると日々選択しなきゃいけない事あるから

しばらくは戸惑うんでしょうね。

 

プラス、

これは私の勝手な想像だけど

 

規則に縛られたところにいた時間が長ければ長い程

目標設定が下手になってしまうんではないかな。

と思います。

 

そういう背景もあって

現実突きつけられた時に

逃げちゃう人が多いのかなぁって思うけど。

 

私が言いたいのは

だから元受刑者はダメだとか

そういう事じゃなく。

 

 

そんな目標設定できない人や

自主的に動けない人達ってサラリーマンでも掃いて捨てる程いるって事。

 

最近話題になった

「働かないおじさん」みたいな感じで

会社に来てるだけで働かない人って沢山いるじゃん。

 

でも「働かないおじさん」達はのうのうと会社に在籍してる。

 

 

なんか

それ考えると、

「働かないおじさん」も元受刑者も現実逃避しようとしてる事や

自分に向き合えてない点が否めないという共通点あるのに

 

一方はのうのうと胡坐かいて給与もらってて

一方は自暴自棄になったり、自己嫌悪に陥って自ら人生放棄してしまっている人もいる。

 

 

塀の中でどんな教育がされているのかは

私は分からないから

これはあくまで私の個人的な推測だけども

 

一旦罪を犯してしまった人は

ルールに従わせ、規律を守る事を

法の力を使って教え込む必要はあると思う。

 

じゃないと従わないからね。

 

 

けど。

そこにいる間はそれでいいかもしれないけど

 

指揮官の元、統制された機関からだされた時

どうやって自分の精神を保ちながら生きていくか。

みたいな事も教えないと更生するものもしないんじゃないかなぁ。

 

なんて思います。

 

 

元受刑者は多分だけど

「やっぱり出来なかった。だからダメなんだ。」みたいな感じで

見切り付けるのが早いから

 

周りからすると

「また諦めた」って捉えられてしまいがちなんだろうけど

 

誰だって

日々失敗や、思い通りにいかない事繰り返しながら

ちょっとずつ進んでるわけであり

 

自分って駄目だなーなんて思う事を日々繰り返しながら

進んでるわけなんですよね。

 

人生長いからモチベーションずっと保つのだってそんなに簡単じゃないし。

 

っていうか長期に渡ってコツコツやるのが

一番難しい事。

全てを全力で取り組んだら誰だって壊れてしまう。

 

 

その辺の事をもう少し知る機会があれば

元受刑者の離職率とかも改善するのかなぁ・・・

って思ってしまいました。

 

 

突然いなくなる元受刑者はまじ反省しろ


写真出典元:ザ・ノンフィクション

とはいえね。

急にいなくなるのはルール違反でしょ。って

「北洋建設」から突如蒸発してしまう元受刑者に対して思う。

 

逃げちゃってどうするつもりなんだろう?

と、疑問でしかないんですけど。

 

逃げちゃったらまたそっから無保険だし。

住所不定だし。

 

せっかくその一番難しいハードルを越えさせてもらったのに

なぜにまた戻ってしまうんだろう・・・

 

怒りというよりも

疑問でしかない。

 

 

これは犯罪者に限った話ではなく一般的な事だけど

突発的に行動してしまう人達って

 

やってしまった事に対して

相手がどんな気持ちになるかとか

どんな後処理をする事になるかを考えたことがない。

 

逃げちゃえば自分は見なくていいから

終わり。

という考え。って事ですよね。

 

 

または、

今まで周りの人が何でもやってくれてしまっていたから

後処理の事まで考える必要がなかった。

 

いずれにせよ

自分の「今この瞬間」の気持ちしか見てない事は確か。

 

 

「人は仕事があれば、再犯しない」

と、あなたの事を信じてくれた社長や周りの人が居るって事考えた?

 

住む場所があるってありがたい事じゃなかったんだっけ?

 

お金ないとごはん食べれないんじゃなかったっけ?

 

置き去りにした身の回りの品々は誰が片付けるのかな?

 

こんな事すら想像できないのか・・・・。

と疑問に思ってしまう。

 

 

そして。これを教育のせいとか言うのは簡単だけど

そういう問題だけじゃない気がする。

 

 

逃げてしまった元受刑者に対しては

複雑な気持ちだし

ハッキリ言って理解出来ない部分もあるけど

 

こういう人たちに何十年も向き合って

信じ続けている社長は本当にすごいな

って思う。

 

とりあえず逃げちゃった人に対して私は

「あのさ。一回で良いから3年同じ場所に居てみなよ」

と伝えたい。

 

私も自分が望まない職種に回されてマジへこみ、

仕事辞めようかと思った経験あるけど

 

3年とりあえずやるか。

と後ろ向きな気持ちを抱えながらもやってみたら

 

気が付いたらその方面の知識豊富になってて

今じゃ会社の人達からの相談窓口的な役割をやるようになったし。

 

 

北洋建設の社長も言ってるけど

「やってみないと分からない」んだよね。

 

で、その「やってみないと分からない」の意図するところは

 

どう転ぶか分からないってよりも

どういう才能が眠っているか分からない。

絶対に皆得意な物。人より抜きんでる才能があるって事を言ってると思う訳。

 

そんな事言ってくれる人は稀。

「逃げた先でまたそういう場所見つかるかもー」

なんて思ったら大きな勘違いだから。

 

 

小澤社長の恩を仇で返す様な奴は

マジで反省すべき。と思う。

 

世の中何しても許されるわけじゃないって

罪償ってきたんだから

一番知ってるはずだよね?

 

 

今日は以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

関連記事:後編はこちら 北洋建設は反面教師がいっぱい。人の振り見て我が振り直せ

 

 

 

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