セナとマリの悲痛な叫び【ザノンフィクション】歌舞伎町を漂流した私はこう助言する

写真出典元:ザ・ノンフィクション
こんにちは。マグロのとろみんです。

歌舞伎町を漂流していた事のある私が彼女達に会ったらなんてアドバイスするだろう。

今、その子がどういう精神状態にあるか。にもよるんだけど

私自身が歌舞伎町から抜け出した経験持っているという事。

 

そして彼女達にも抜け出してほしいって思うから

ちょっと厳しめのアドバイスになっちゃうかもしれない。

 

そんなことを思いながら観た放送でした。

2020年6月14日放送

【ザ・ノンフィクション】19歳の漂流 ~妊娠…出産…家族を求めて~ 感想です。

 

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都会の片隅でポツンと生きる女の子。気づいてあげて

 

今回の主人公は夜の街でさまよう女の子たちの話です。

都会の片隅には誰にも頼れず、声すら上げられない女の子達が沢山います。

 

その子達の話を聞き、救う手助けをしているのが

NPO法人「BONDプロジェクト」の橘ジュンさん。

 

 

問題を人に言えずギリギリまで抱えてしまう子。

居場所がないと感じ、孤立していく子。

未来が見いだせなくて刹那的に生きる子。

 

どうしようもなくなりNPO法人「BONDプロジェクト」を頼り、

駆け込んで来る少女達。

 

その駆け込んできた少女達のうち

今回【ザ・ノンフィクション】が密着したのは

「居場所がない」と都会を漂流して生きるセナとマリ。

 

その彼女達とNPO法人「BONDプロジェクト」の橘さんを追ったのが

今回の放送内容でした。

特定非営利活動法人 BOND プロジェクト

 

 

赤ちゃんを守れたセナ。赤ちゃん守れなかったマリ


写真出典元:ザ・ノンフィクション

今回【ザ・ノンフィクション】が密着した

「BONDプロジェクト」と関わる2人の女の子セナとマリは

 

生きる意味が分からないとか、

存在価値が見出せない。

と考えて刹那的に生きる2人。

 

セナは、16歳で高校中退。水商売をやってきた19歳の子。

小さいながらもバーの雇われ店長。

 

彼女は生まれてすぐに乳児院に預けられ、

その後里親の元で育てられた。

乳児院に預けられた過去がある事からか

自分の存在意義に悩み、自暴自棄になっていた時期もある。

 

 

一方のマリ。

彼女は橘さんが「BONDプロジェクト」を始めるきっかけになった女の子。

11年前。

歌舞伎町の片隅で橘さんと出会った事をきっかけに橘さんとの付き合いが始まる。

 

マリは「誰にも頼りたくない」というのが口癖で

出身地を捨てて歌舞伎町に出てきた子。

住まいはネットカフェ。

派遣コンパニオンをして暮らす。

 

 

そんな2人だが、妊娠をきっかけに生活が一変。

 

 

セナの時もマリの時も

「BONDプロジェクト」の橘さんは

生むのであれば、まずは生活基盤をどうにかする事考えなきゃね。

という話をします。

 

 

特に今まで刹那的に生きてきた2人だから

橘さんも心配なのか、かなり真剣。

 

ただ、その橘さんの話し方が説き伏せる。という方法ではなく

 

「子供の時にされたくなかった事 親にされてしまったけど

自分はそういう事したくないな。って思ったりする?」

 

「今の生活スタイルのまま、子供を育てられると思う?」

 

などと質問しながら、

「だったらどうしようか?」と相手に考えさせて、

納得した上で行動してもらう。という方法だったので

 

本当に親身になって話をしてあげているな。と思ったし

私には橘さんの愛情がヒシヒシと伝わってきました。

 

 

結果的に

2人とも生む決心をし、

無事赤ちゃんが生まれるんだけど

その後のセナとマリの生活は全く違う方向に向かった様に

私には見えました。

 

 

セナは2020年4月に赤ちゃん生んだばかりだから

これから。というところなんだけど

今、母子生活支援施設に入って赤ちゃんと一緒に暮らして

生活を立て直そうとしている。

 

 

一方。

マリも無事赤ちゃんを産むことが出来たんだけど

生活基盤が整っていないという判断を受け、

赤ちゃんは乳児院に預けられる事になったんですね。

 

 

その後マリの生活が安定したかと言えばせず、

行きついた先は

歌舞伎町。

 

一旦新しい生活を始めようとしたものの

歌舞伎町に戻ってしまったと。

 

そして

クスリに手を出してしまい、実刑判決を受けてしまいます。

 

 

自分の足で立てる子。立てない子。この差は一体どこにあるんだろう

 

罪を償い、帰ってきたマリも

現在30歳。

 

出所後も再び歌舞伎町に舞い戻り

店を転々としながら生きていたそう。

 

 

何かこういう話を聞くと毎回思うんだけど。

夜の街を漂流している子達は全員が全員

「生活変えたい」

って言うんですよ。

 

 

でも変えられる子と変えられない子がいる。

 

それって何が違うんだろう。

ってその度に考えさせられます。

 

 

何年も私の中で疑問だったんだけど

最近分かってきたのは

 

「誰にも迷惑かけたくない」

 

と言って自分の力だけでなんとかしようとする人は

そこから抜け出せない傾向が高いのかな。という風に思います。

 

 

いや。

自立するのってすごく大事なんですよ。

 

 

そして

迷惑かけたくない。という気持ち。

 

それも分かるよ。

私もそう思って生きて、行きついたのが歌舞伎町だったんだし。

 

でもさ。

誰かに頼らないと何とかならない局面ってあるんだよね。

 

 

私も

マリと一緒で誰にも頼りたくないって思ってた。

 

15歳で家出してしまって

何年か水商売をやりながら生きてたけど

歳バレとかで店追い出されて

段々お金なくなって、どうしようもなくなってしまった時があった。

 

けど、今更どんな顔で

実家帰んだよ。と思ったから帰りたくなかった。

一人で何とかしたかった。

 

でも。

今となって思うのは

嫌だと思いながらも

人のアドバイスに渋々従い、実家に戻って良かったと思う。

 

 

そんな私が今、マリみたいな子と会ったら

橘さんと同じ事をアドバイスすると思う。

 

嫌だと思うけど、頼れるものは頼って。

余力を作り出して

そっから立ち直る方法を考えた方が良い。

 

いっぱいいっぱいだと、

どう動いて良いか自分を客観的に見る事出来ないから。

 

 

実際さ、見えてないなって思った場面が放送でもあって。

 

 

マリが妊娠してた時も

良く見ると助けてくれる大人達が周りに何人もいるわけよ。

 

橘さんもそうだし

訪れた産婦人科の先生も厳しめの言葉だったけど

「一人じゃどうにもできないんだから、まずは彼氏に妊娠したって言わないでどうするの」

とか、本音でぶつかってきてくれてたんだよね。

 

でもその度にマリは

「迷惑かけたくない」

の一点張り。

 

うーん。

「迷惑かけたくない」

って意地張ると、取返しつかない事になり

結局迷惑かけちゃうこともあるんだけどねー。

 

そして人の意見聞くと意外と解決しちゃうこともあるんだけどね・・・。

 

なんか意地張るマリ見てたら、私もあんな感じで頑固だったのかなぁ

って思って

何とも言えない気持ちになってしまった。

 

 

*ちょっと雑談*

ちなみに番組で本音でぶつかってくれてた産婦人科医は赤枝六本木診療所の赤枝センセ。

この方。以前から街角無料相談など行って

若い子に避妊の大事さとか教えてるセンセです。

 

六本木のバーガーショップで毎週無料相談行っていた事存じ上げていましたが

喋ってるの初めて拝見して「こんなにパワーあるセンセなんだ!」とちょっと感動しました。

 

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マリ、とりあえず歌舞伎町から1日でも早く離れようよ

 

さて。

マリに言いたい事。

 

本当に生活を変えたいならばだけど。

 

歌舞伎町って街から離れようよ。

そして離れる為に、頼れるものは頼って。

 

 

住む場所がないと仕事って探せないし

雇い入れしてくれる側も

安定した住居に住んでないとなかなか雇ってくれないよ。

 

だからこそまずは住む場所。

って橘さんも口すっぱくして言い続けたんだよね。

 

 

そして

マリを見てて今回改めて思った事があるんだけど。

 

私は過去、15歳で家出。歌舞伎町で生きてたけど

今、会社員やってられるのは

 

すっぱりと歌舞伎町と縁を切ったから。

って事を改めて思った。

 

 

実は、実家に帰って半年位の間は

歌舞伎町時代の人からたまに電話とかあり、

ガン無視して出ない様にしていました。

 

けど

知らない番号だと間違って応答しちゃうこともあって、

 

そういう時は

「携帯変えたばかりなんですが、間違い電話?結構かかって来るんですよね・・・」

みたいなちょっと迷惑そうな感じで言ったりして

知らない人のフリしてました。

 

 

そういう事までしないと

断ち切る事ってハッキリ言って不可能だと思う。

 

 

番組の中で橘さんも言っていた通りで

繁華街の中で生きてるとさ、

 

情報なくて、立場弱い子が

喰われていくようなシステムになっているんだよね。

 

繁華街の真ん中で近づいてる大人は

赤枝センセや橘さんみたいに本音で語ってくれる大人とは限らない。

 

そして

弱い立場の人を利用しようとする大人に狙われたら

逃げるのってまず難しいと思うから

 

狙われないようにするのが一番。

 

それってどうするのって言うと

めっちゃ単純で、

 

繁華街に行かない。

繁華街じゃなくても夜中に街をほっつき歩かない。

知らない人に声かけられても応じない。

 

その3つでリスクはかなり減る。

 

だからこそ生活習慣を180度。一気に変える必要があるんだよね。

 

 

行くところない子達。コロナ渦はどうしていたのかな

 

ところで

今回の【ザ・ノンフィクション】の放送内容の予告を見た時。

真っ先に思った事がありました。

 

それは 行き場所ない子

今どうしているんだろう。

という事。

 

コロナの影響で

夜中に何処にも留まれなくなった2020年。

 

今まで行き場がなくて外にいたはずの子達。

大丈夫かな。って心配になりました。

 

今回の放送では深くは触れられなかったけど

放送の最後の部分で

まだ緊急事態宣言中の5月に

橘さんが渋谷をパトロールする様子がチラっと映されてて。

 

 

それ観て、

あ。

橘さんも心配しているんだ。

緊急事態宣言中もパトロールしてくれているんだ。

 

と少しホッとしたし

橘さんの力強さと少女たちを守りたい。

という使命感を感じ

私も何か出来るかな。って思わず考えてました。

 

 

とはいうものの、

行き場所ない子が外に居られなかった影響による

問題が浮き彫りにされるのはこれからなのかな。

と思うので

 

そういう事考えると

胸が締め付けられる思いに駆られます。

 

今日は以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

★迷った時は、橘さんのところに相談する事も出来るよ★

特定非営利活動法人 BOND プロジェクト

 

 

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