【ザノンフィクション・龍鳳酒家】コロナ渦で客足遠のく中、攻め姿勢の女店主に惚れた

写真出典元:ザ・ノンフィクション
こんにちは。マグロのとろみんです。

2020年って「コロナ」抜きには語れない年なのは間違いないし

振り回される事もあるけど、色んな事考えるきっかけももらってるな。と思います。

 

今回の主人公を見ていて、今こそ自分が何者であるかを考える時期なんだろうし

人と人とのつながりを作る時間なんだろうな。という事を改めて思いました。

 

【ザ・ノンフィクション】2020年9月20日放送

コロナと中華街 ~私はこの街で生きていく~

感想です。

 

 

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目 次

 

 

横浜中華街で広東料理屋を守ろうと奮闘する2代目

 

【ザ・ノンフィクション】コロナと闘う人々シリーズ。

今回の舞台は横浜中華街です。

 

日本最大の中華街であり、江戸末期から続く港町。

日本屈指の観光地として常に賑わっていた街です。

 

ところが2020年6月。

緊急事態宣言が解除されても人手が戻らないという

かつてない大ピンチに襲われていました。

 

中華街からの感染者はゼロだったのにも関わらず、

 

事実無根のデマが広がってしまった事により、酷い風評被害を受けて

緊急事態宣言が発令される4月よりもずっと前の

2月から客足は途絶え、街はひっそりと静まり返ってしまったそう。

 

そんな世間の風当たりの強さから

ほとんどの店が営業を休業する中。

 

緊急事態宣言中も店を開け続けた

「龍鳳酒家」

という広東料理店がありました。

 

地元に愛されながら40年間この地で経営を続け、

毎週末行列が出来てた程の人気店です。

 

家族経営を行うこの店でも

通常期の3割までに売り上げが落ち込み、先が見えない。

 

そんな中

ここで生きていくしかない。

と覚悟を決めて今後の道を模索し

奮闘する様子を追ったのが今回の放送内容です。

 

 

誹謗中傷する人達って想像力が全く足りない。意味不明

 

ほんとに。放送観てて思ったけど

横浜中華街はかなり今回のコロナウイルス関連では

ヒドイとばっちりうけた地域の1つですよね。

 

正体不明の新しいウィルスが発症して

それが中国発症だとかいう噂が世界中に広まってしまったり、

 

かつ、そのウイルス感染者が乗船した船が

横浜港に停泊することになった事により

 

単純な結び付けで「中華街」が危ない。

って思う人も多くいたみたいで

早々に2月上旬から客足激減していたそう。

 

そして3月には中華街への誹謗中傷が多数相次ぐ事態になってしまった。

 

私からしたら何でその状況だけで誹謗中傷の対象になるかが

サッパリ理解出来ないんだけど

 

多数の商店に対して

「出てけ」とか「迷惑」などと書かれた

心ない手紙が届いたと。

 

そういう事する人達は未知のウイルスに対して不安で、

その不安を何にぶつけて良いかが分からずに

やってしまったんだろうけど

 

誹謗中傷してる暇あったら少し位事実確認する努力したら?

とか思ってしまう。

 

その時点で中華街からの感染者ゼロ。っすよ。

 

何か間違ってますよね。

ハッキリ言って

事実って物を見ずに感情で行動する人。頭悪すぎです。

 

そして

ウイルスは人種選んで感染していくわけじゃないって事位

分かると思うんだけど

 

何故か人種に対しての差別行為に至ったみたいだし。

 

そもそも中華街に居る人達って

もう数十年もの間日本に住んでいる人達も沢山いるでしょ。

 

出てけ。って言われたところで

困るがな。って話よ。

 

今回の主人公の一人である

「龍鳳酒家」の若女将、郁瑛さんの様に

生まれた時から日本に居る方にとっては

横浜こそが地元なわけだし。

 

 

3.11の時もそうだったけど

世の中。

自分の感情をぶちまけてスッキリする為だけに

好き勝手言って人を傷つける人が一定数いるって事がなんだか悲しい。

 

 

何が起きても立ち上がるため踏ん張る若女将

 

さて。

今回の舞台である広東料理屋さんの「龍鳳酒家」

 

横浜中華街に店を構えて40年の料理店です。

現在、実質店を切り盛りしているのは初代の娘さんである郁瑛さん。

 

 

人気店であるこの店もコロナの影響で宴会の予約はゼロになり

お客さんも激減してしまって

これからどうしよう。ってなるんですが、

 

郁瑛さんは店を守るために。

そしてお客さんとの縁が切れない様に。

と様々な努力をします。

 

デリバリーのお弁当を始めたり、

普段だったら仕入れない様な良い素材をあえて仕入れて

SNSでお客さんに向けて配信したり。

 

そんな郁瑛さんのやっている努力は

一見、さらに経営悪化を招く事をしている様に見えてしまうかもしれません。

 

何故ならば、

デリバリーする事により、働く時間が増えてしまったり

当然ながら手間も増える。

 

そして良い素材を仕入れるという事は

客足が激減している中で、在庫リスク高める要因にもなり得るから。

 

 

けど。

郁瑛さんの考えとしては、

既存のお客さんには

コロナ大丈夫だよってなった時にもちろん戻ってきて欲しいけど。

 

逆にもしも、また感染拡大した時には

お家で食べられる様にデリバリーメインになるかもだから

それに備えてやり方に慣れておく必要がある。

 

と、考えての行動だし

 

さらに。

良い素材を仕入れるってのも

 

店に来るお客さんが少ない時期に

高い値段の素材を仕入れるなんて確かに

リスクは高いかもしれないけど

 

中華街の多くの店が閉まっているという事は

市場に売っている素材だって売れない。

 

そうなると市場の業者だって潰れてしまうかもしれない。

こういう時は持ちつ持たれつなんだ。

という心持ちに加え、

 

逆に普段高級店が買って行ってしまうものを

扱えるいいチャンスだし

美味しい素材が手に入ったんだったら

 

お客さんに宣伝して

食べてもらい、元気になってもらいたい。

 

という気持ちからの行動なんですね。

 

 

そういう郁瑛さんの様子を見ていたら

人の為に今自分が出来る事をやっていこう。

 

そして

生まれ育った地元を元気にしたい。

という気持ちが感じられたし、

 

こういう時こそ。

怖いけど、先行投資して

新しい事にチャレンジしていくって姿勢そのものが

強いなーって思いました。

 

さらに郁瑛さん。

本当に人柄が温かいんですよね。

 

デリバリーする際も

なじみのお客さんにお届けすると「元気?大丈夫?」とか

 

「いつもありがとうございます。あれ?今日お母さんいる?」

なんて老夫婦の世帯に対して声かけたり。

 

さりげない気遣いがステキなんですよ。

 

きっと郁瑛さんのお父さん、お母さんもそうやってお客さんを大事にしてきたんだろうなー

という事が容易に想像出来るし、

 

郁瑛さんの様子見ていてもこのお店に

お客さんが途切れる事がなかった理由、納得です。

こういうお店が近くにあったら行くよね。

 

もう少し落ち着いて

安心して外食出来る様になったら

私も【龍鳳酒家】行きたいな。

 

あんかけ好きとしては

店の看板メニューの渡り蟹チャーハンが食べたい!

 

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停滞している時こそ先回りして準備出来るかが大事なのかな

 

今回は

これからの経営の仕方。

を模索する

 

横浜中華街の料理店が舞台でしたが

ほんとこのコロナを境に仕事のやり方って変わっていくよね。って事を

考えさせられました。

 

そして

自分の仕事が今後どうなっていくかを今考えて、

行動起こしておかないと

手遅れにすらなりうる時代の狭間なんだね。と改めて思いました。

 

 

特に今個人商店は厳しい岐路に立たされていて

本当に苦しい方々が多いと思うんだけど

でもその状況の中で

何とかして乗り越えたら。

 

その時にはものすごいレベルアップした状態になっていると思うし

今まで以上に商売盛り上げていける様になると思うんです。

 

その時には応援してくれるお客さんや関係取引先にも

沢山増えているだろうし。

 

 

で。

これって会社員も一緒だよね。って思ったんですね。

 

誰の目で見ても、今後半年で倒産していく会社って増えるじゃないですか。

実際倒産件数って増えてきているし。

 

だからこそ。

今まで安泰と言われていた会社員だって

いつどうなるか分からない。

 

そういう想定の元、動くべきだし

まだ会社があるうちに出来る事って沢山あるはずだから

会社のリソース使わせてもらいながら、じゃんじゃん試していかなきゃな。

 

って思いました。

 

別に後から振り返ってみて

「心配し過ぎだったね。」っていう結果になっても良いと思うんです。

 

その時はその時で、対策した事で新しい知識とか増えているだろうし

新しくチャレンジした事で、

何か違う視点で物を見れる様になってるかもだから。

 

ゴーストタウン化した横浜中華街で奮闘する家族を観ててそんな事を思いました。

私も強く生きなきゃな・・・。

 

今日は以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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