【ザノンフィクション】俺は人生やり直す。元受刑者66歳の覚悟を私は応援したい

写真出典元:ザ・ノンフィクション
こんにちは。マグロのとろみんです。

人間、周りにどんな人がいるかで人生大きく左右される事は当然なんだけど、

でも自分が変わろうって思ったならば。

何歳であれ好転していくのが人生ってものなのかも知れない。

何歳であれ、可能性ってゼロじゃないんだ。

そんな事を思わされた今回放送の【ザ・ノンフィクション】

 

2020年11月1日放送

母の涙と罪と罰 2020 後編 ~元ヤクザと66歳の元受刑者~ 感想です。

 

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目 次

 

 

まずは前回の放送内容をサラっとおさらい

 

今回の主人公は前回に引き続き

遊佐学さん。

という事で、まずは前回のあらすじを復習。

 

マナブさんは元受刑者であり、元ヤクザでした。

24歳で歌舞伎町に出てきて、組織入り。

薬物売買を行い、気が付いたら重度の薬物依存になっていました。

 

最終的に、警察に捕まり塀の中で暮らす事になるまで

薬を断つことが出来ず、

 

一時は人生の意味すら分からなくなり

5階から飛び降りる。

という事をしてしまった事もある位

訳が分からなくなっていた時期もあったそう。

 

今時、漫画の設定でも出てこない位

分かりやすい転落人生を送ってきたマナブさん。

 

ところがですよ。

 

マナブさんはその後きっぱりと薬を断ち

依存症を乗り越える事に成功します。

 

で。

見事依存症を克服した後。

 

さらには

「人生のやり直しをしたい人」を支える側になりたい。

という人生の目標に辿り着きます。

 

元受刑者。というハンディがある為

紆余曲折あったものの

とある回復支援施設への就職する事が決定。

 

マナブさん自身が

 

薬物依存を断ち切った経験を持っていた事を

評価してくれての採用決定でした。

 

そしてマナブさんは1年半その施設で働き

施設長まで勤めますが

施設の運営方法と折り合い付かない部分があり

あえなく退職。

 

現在無職となりました。

 

が。

無職であろうとなんだろうと

 

「人生のやり直しをしたい人」を支える側になりたい。

というマナブさんが掲げた目標への気持ちは

小さくなるどころかさらに強まり

 

 

知り合いの元受刑者の身受人として名乗り出て

住む家が決まるまで自宅に寝泊まりさせて、

個人的に面倒を見る。という事まで始めました。

 

その身元受した元受刑者というのは

人生の半分を塀の中で過ごす事になった66歳の高野さん。

という方です。

 

と言うのが前回までのあらすじ。

 

 

30年塀の中で暮らした高野さんに訪れた転機

 

さて。

マナブさんの家で身元を引き受ける事になった高野さん。

 

高野さんは今まで塀の中と外を行ったり来たりしながら

実に30年間もの間

何度も服役を繰り返したという経歴の持ち主です。

 

高野さんは服役中にマナブさんと出会ったそうですが

何度も塀の中にお世話になった理由は

マナブさんと同様、薬に手を出してしまった事が原因でした。

 

何やら高野さんも

薬の影響で過去に訳分からなくなってしまい

10階から飛び降りる。

という事をしたことがあるそう。

 

高野さんは

電線に引っかかり、奇跡的に一命を取り留めました。

 

マナブさんも高野さんも2人とも

訳分からんくなってしまい飛び降りた経験があるって事ですが・・・。

 

依存症になってしまう程の薬物使用すると

そんなになってしまうのだろうか。

 

それが薬の影響だったとしたら恐ろしすぎる。

 

てか。

人間って10階から飛び降りても

助かるときは助かるんですね。

驚きの事実だわ。

 

 

で。

その高野さんは今までだったら

折角外の世界に戻って来れても半年と持たず

また塀の中に戻る。

なんて事をしてしまっていたそうなんですが

 

今回は何か思う事があったのか

 

数年前に亡くなってしまった父親の

墓探しをする事にします。

 

とはいえ。

父親とも20年もの間連絡取っていなく

全く情報がないので

 

どうしたものかと考え、

40年以上会ってなかった母親に会いに行きます。

 

高野さんのご両親は40年前に離婚されてるそう。

高野さんはその際お父さんに付いていったので

お母さんとはそれ以来の再開。となった様です。

 

家族と疎遠だった時期が途方に暮れる位

長すぎるぜ・・・。

 

絶対に40年なんて連絡取ってなかったら

辿り着けないでしょ。

って思いましたが

 

奇跡的にお母さんが

ずっと同じ場所に住んでいてくれたおかげで会うことが出来ちゃったんですねー。

 

てか・・・。

 

40年ぶりにお母さんと会えたこともすごいんだけど

 

40年もの月日が過ぎてしまうと

果たして「親子」

と言う感覚がないんじゃないか。と思ってしまった私ですが

 

高野さんのお母さんは高野さんを

「子」として受け入れて会ってくれていて。

 

 

その母子の様子見てたら

母の子に対する愛ってすごいな。って思ったし

 

お母さんと40年以上ぶりに再開出来た。

って事が

高野さんの中で大きな出来事だったんじゃないのかな。

って思いました。

 

 

「帰れる場所がある」

とまではいかないけども

今まで疎遠になっていた家族とどこかで繋がれた。

って思えた感覚。

 

40年ぶりにお母さんと会った事で

もし高野さんがそういう感覚を得られたならば。

 

高野さんはもしかしたら今度の人生修正してくことが出来るのではないだろうか。

なんて微かな光すら感じたシーンでした。

 

やり直し支援してるマナブさんは、

「俺は見守ってくれる人(母親)がいたから立ち直れた。」

って言ってたけど

 

決して近くで見守ってくれて居なくとも

「立ち直ろう。」

 

そう思って歩き出す本人が

誰かと繋がれているんだ。

自分は1人じゃないんだ。

 

そう思える何かがあるかないか。

これが立ち直れる第一歩としてとても大事な事なんじゃないだろうか。

 

そんな事を考えさせられたシーンでした。

 

 

「ダメ絶対」どころじゃねーよ。高野さんを襲い続ける後遺症が怖すぎだろ

 

40年ぶりに母親に会う事が出来た高野さん。

 

その様子に一筋の光すら見た私でしたが・・・

 

 

人生そんなにうまくいかないよね~。

って感じで

嘲笑うかの様に薬の後遺症が高野さんを襲います。

 

 

事件が起きてしまうんですね・・・。

 

高野さんは

 

薬の後遺症で幻覚とか幻聴に悩まされていたみたいで

 

ある日錯乱状態に陥ってしまい

お住まいの近所でひとしきり騒いだ後、

その後遺症から逃れる為に

自分で自分のお腹を包丁で刺してしまいます。

 

たまたま

近所で騒いでいた事で

通報され、自宅に警察が訪れた為

 

高野さんが血まみれになっている状態が発覚して

精神病院に送られて3週間入院する事になりましたが

 

その様子をテレビで観ていて

そんな後遺症が何年も襲うの?

って疑問に思ったし

 

本当にそんなになってしまうのならば。

 

これさ。

ダメ。絶対。ってポスターが街中によく貼られていますが

 

そんなんだけじゃなくて

教育の一環として「いかんもの」として

しっかり教えるべきなんじゃないかなぁ・・・

と思ってしまいました。

 

マジで

「ダメ。絶対。」

どころの話じゃねーだろ。って思った。

もっと強烈なメッセージでちょうど良いと思う。

 

日本ではさ。

教育機関ではそういう「悪」的なものは

あまり触れられる事はないけど

 

どこかで誰かに勧められることがあった時に

それに対して無知であったとしたならば。

なんのガードも出来ないと思うのよね。

 

だから一人一人が自分を守る。っていう意味で

 

薬を乱用した事で

一体どんな影響があるのかとか、

使用した人がどんな風になってしまった。

 

っていうところまで含めて

現実見せる授業ってあって良いんじゃないかな。

って思ったし

 

じゃないと世の中から無くなる事は無いと思う。

って強く思いました。

 

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過去どんなであれ、変わるんだ。と努力する人は応援したい

 

2020年11月1日放送

母の涙と罪と罰 2020 後編 ~元ヤクザと66歳の元受刑者~

の感想を書きましたが

 

なんかさ。

番組構成的には淡々としてたけど

 

前回同様投げかけてくるテーマは重いし

人として無視できないテーマよね。

って思いました。

 

そして今回もやっぱり

依存症を抜け出す為の支援しているマナブさんの言葉は深かった。

 

 

「死んでしまったら何も出来ない。

けど生きている限りは失敗しても何度でもやり直せる。」

 

「自分だって親とか友人が見捨てないでいてくれたから

やり直せたので

今度は仲間の事を見捨てなくないし

見捨てないで一緒に人生やり直して行きたい。」

 

マナブさんはそう語ってました。

それ聞いて思ったのは

 

人間って結局のところ

何をするんであれ。

前見て

一歩一歩進んで行くんだ。って事を自分が選択する必要があるんだ。

 

って思ったし

 

その決意が強ければ強い程。

周りにその「やり直し」を応援してくれる人が現れる様になるんだ。

って事を思いました。

 

高野さんはそのやり直し一歩を踏み出し始めただけに過ぎないかもだけど

病気から退院後、無事にお父さんのお墓にも辿り着けて

手を合わせている様子を見たら

 

それは他人から見たら小さな一歩かもしれないけど

何か彼の中で解消されたものが着実にあって

 

高野さんにとっては大きな一歩なのかも。

って思いました。

 

とはいえ。

これからもマナブさんも高野さんも

ガンガン乗り越えなきゃいけない壁が出てきて

 

また葛藤とか不安に苛まれる事になるんだと思います。

 

はぁ。

人生って

 

1つ山越えても

また1つ山が登場するんですよねー。

 

この答えが出そうで出ない感じ。

アンニュイな感じで終わっていく様子を描いたのって

【ザ・ノンフィクション】ぽくて懐かしい。

 

そんな気持ちで今回の放送を観ていた私です。

 

 

そして誰がなんと言おうと立ち直ろうとしている人は応援したいし

そういう支援活動するマナブさんを私は応援したいな。

って思いました。

 

今回登場した

マナブさんと高野さん2人とも今後どうなるのか気になるので

 

是非また2人の今後が特集組まれたらな。

って思います。

 

今日は以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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