【ザノンンフィクション】声優に憧れ養成所で自分探しする輩はどうぞ田舎にお帰り遊ばせ

写真出典元:ザ・ノンフィクション
こんにちは。マグロのとろみんです。

声優って今人気の職業なんですね。人気。って聞いて皆給料少ないとか知ってるのかなぁ?と思ってしまった。

憧れだけで目指してるとしたらとんでもないよー。

 

あ。だからすぐに諦めて出戻る奴らが多いのか笑 そういう人達は真剣な人にとって迷惑だろうなぁ。

 

2021年2月28日放送【ザ・ノンフィクション】

声優になりたくて ~カナコとせろりの上京物語~ 感想です。

 

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目 次

 

 

声優の養成所で頑張る2人を追ったよ

 

今回の放送は養成所に通いながら、「声優」になる為日々挑戦している

圭那子(カナコ)さんと、せろ里(せろり)さん2人を追った回でした。

 

せろ里さんは内定が決まっていた就職先を蹴り

大学卒業と同時に東京に上京。

バイトを3つ掛け持ちしながら養成所に通います。

 

 

圭那子さんは一度は会社員として社会人経験をしたものの

仕事で充実感を得る事が出来ず、社会人中心の劇団に入った事がきっかけで

声の演技。という物を仕事にしたい。と思い

思い切って会社員を辞めて養成所に通っています。

 

2人とも並々ならぬ覚悟を感じますが

 

毎年3万人もの人達が声優を目指し、養成所に通う。

と言われています。

 

近年アニメ作品が増えた事や

ゲーム市場の拡大により、声優という仕事が注目される様になり

目指す人が大幅に増えているそう。

 

しかしながら

声優さん一本で食べていけるのは

300人ほど。

 

たった300人って。。。

結構ショッキングな程少ない人数ですが

驚くほどプロの声優で生計を立てるって現実的には難しいんですね。

 

というか。

圭那子さんとせろ里さんが通う養成所では

入って数か月で昇級試験があるのですが

 

次のステップに進めるのもまた狭き門。

200人いる養成所の生徒さんのうち

次のステップに進めるのはたった15人。

 

そしてそれをクリアしない事には

養成所直属の事務所に所属することすら叶わない。

 

なんだかとっても気の遠くなる様なふるいの掛けられ方ですが

 

そんな嵐の中に自ら飛び込んでいくような事を選択した

圭那子さん(カナコ)とせろ里さん。

2人の様子を追いました。

 

声出し文化。私は受け入れられません・・・

 

養成所や、演劇ワークショップと言われる塾の様な場所で

ガツガツ練習する声優の卵達。

 

そのひたむきな姿は

尊敬するし、うわー。本当に好きじゃないと出来ない仕事だね。

すごいなーと思うのですが

 

私、日本の「声出し文化。」

あれ、全く持って意味分からなくて。

 

正直嫌いです。

 

居酒屋とかでの声を張った

「いらっしゃいませーーーーー!」

が声だし文化の中で一番嫌いな種類ですが

 

声優目指す方々が全身全霊で

腹から声を出し、

体全体で声の演技をしている姿を見たら

 

その居酒屋の「いらっしゃいませーーーーー!」と被ったのか

だんだんドン引きしている私がいました。

 

 

いや、なんかそんなに声量必要なのかしら・・・。

って疑問に思ってしまったんですよね。

 

フレッシュさを出すために声量だしているのかなぁ?

良く分からんのですが

 

舞台で演技をしているのでもないのに

なんであんな大声で声張って自己紹介とか、

台詞読みとかする必要があるんだろうか。

 

理解に苦しみます。

 

まぁ、声を使って色んな事しなきゃいけない方達なので

Maxの声量でしゃべる事に慣れておく。

また、MAXの声量をどんどん増す訓練する。

ってのもすごく必要なんだとは思いますけどね。

 

どうしても

耳をつんざくような音は苦手だなぁ。

と思う私には

 

足を踏ん張り、全体重を掛けて

声を出している。という演技の仕方をする声優の卵たちの練習方法は

受け入れがたい。

 

と思ってしまいました。

 

私はアニメも

賑やかな物よりも

「タッチ」みたいな静かな作品が好きです・・・。

 

自分探しをしに来る若者が多いって事なのかなぁ

 

ところで

養成所で訓練を続ける圭那子(カナコ)さんとせろ里さん。

 

せろ里さんは

見事。上京して数か月で昇級試験に合格するのですが

圭那子さんは残念ながら1度目の試験には落ちてしまいます。

 

 

そこから圭那子さんは、しばし自分の目指す道。

に関して悩みます。

で。

吹っ切れた時。

 

「個人でも申し込めるオーディションにガツガツ応募しつつ

養成所の昇級試験もまた頑張って受けよう。」

 

と自分を今一度奮い立たせ

頑張る事に決めるんですね。

 

 

そこから、いくつものオーディションにチャレンジするものの

なかなか結果が付いてこず

来る日も来る日も不合格。という結果にぶち当たる圭那子さんでしたが

 

不合格通知をもらった後、

その通知に対する評価を聞きに、

オーディション開催側の会社を訪れたシーンが私には印象的でした。

 

 

そこでは

かなり厳しい事も言われていて、

最初聞いた時は私も「えー。そんなことまで突きつけるの?」

とビックリしたけど

 

よく考えてみたら

あぁ。そうか。プロになるんだから厳しくて当たり前か。

と思ったし

 

というか、

プロを目指している人に現実的な事を話してあげる

オーディション開催側の会社の方って

逆にめっちゃ優しくない?と思いました。

 

 

その会話の中では

オーディション開催側の会社の方が

こんなことを言っていました。

 

「憧れて声優になりたい。という人は沢山来るけど、これは1つの職業だからオーディション受かりたかったら

一体何が求められていて、それを演じるにはどうしたら良いか考えないと。」

 

とか

 

「医者とか弁護士は今からではなる事が出来ない。と思う人は多いけど

何故か、声優ならなれる。と思っている人が多い。」

 

「けど。現実問題、あなたにもう一度逢いたい。と思わせる何かないと無理」

 

さらに、

その上で、本当にやりたい事なのか。

これをよく考えないと。

と言う話をしていました。

 

 

いやぁ。。。これ

私が言われているみたいで結構重たい言葉だなぁって思ったし

 

オーディション落ちまくっている圭那子さんにとっては

耳をふさぎたくなる様な言葉だったと思うんですが。

 

 

けど

そういう話をオーディション開催側の会社の方がわざわざするってことはですよ。

 

 

今、声優になりたい人って

アニメに憧れてくる人が多いだろうなぁと思ったし

 

声優。という仕事で

どんな風な声優になっていきたいか。というビジョンが描けていない人が

めっちゃ多いという現実があるのかなぁ。

 

なんて事を考えました。

 

正直、声優というお仕事って

アニメだけじゃないしね。

 

ナレーションとかさ。

美術館の音声ガイドとかさ。

バスの案内的なものとかさ。

それこそ時報とか。

 

あぁいうのも声優さんのお仕事ですよね。

 

 

圭那子さんは

声の演技をしたい。と思った事がきっかけだから

華やかなものに憧れて。とは違うと思うんだけど

 

 

華やかなアニメとかゲームの声優さんに憧れて

入ってきた方の中には

 

「声優」という物を肩書的に捉えている人がいたりして

 

声優さんのお仕事の現実。

を見て簡単に諦めてしまう。なんて方が増えているから

あえて、そういう事を問いかけてくれているのかなぁ。

 

なんて事を考えました。

 

声優さんを取り扱う側の人達も色々大変なのね。

 

それにしても。

声優さんはもちろん、自分の個性を出さないとやっていけない職業。

とは思いますが

 

どんな仕事も

「また次会いたい」と思わせる人間臭さみたいのが必要な時代なのね。

 

なんて事を考えてしまった。

 

だって。

別に誰でも良ければそれこそAIが代わりにやってくれる時代だし。

確実にそうなってきているしね。

 

 

だからこそ

機械には再現できない、人間を感じられる物が求められているし

そういう物こそ価値が上がってきてる。

って事か。

 

という事を思いました。

 

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本当の好きって背負った覚悟の度合いなのかねぇ

 

厳しい現実を突きつけられた圭那子さんでしたが

私は

圭那子さん応援したいな。

 

と思いました。

 

圭那子さんは30歳。という年齢もあり

周りから「厳しい」とか「無理なんじゃないか」

という、いらん事言われたりするんですが

 

それに屈しない覚悟を彼女なりに背負っている。

という事を私は感じたからです。

 

 

それは養成所の同期が1名、

声優を目指すのを諦めて、会社員に戻ろうと思う。

という事を話していた時の事。

 

 

その諦める。といった同期は、圭那子さんの様に

勤めていた会社を退職して

養成所に通いだした方でした。

 

 

「やっぱり、声優は厳しいから諦める。

就職するにも30歳になったら仕事見つからないかもしれない。」

 

なんて事を圭那子さんに切り出した同期。

 

それに対して

圭那子さんは、

 

「今帰ったらこの1年なんだったの?になっちゃわないの?」

とその方に尋ねつつ

 

「私は、好きだからやる。

やりたいと思ってやるんだから

その自分のやりたいって思って行動している気持ちに責任を持ちたい。」

 

と言っていました。

 

そりゃー圭那子さんだって、

周りに諦める人がいたりして、そういうのを見てると

自分の気持ちを揺らがされたり

自分も無理かなーなんて引っ張られてしまう事もあると思うんだけども

 

 

それでも頑張る。

覚悟決めてやる。と言っている圭那子さんが好き。って思いました。

 

前見て行動してても

進むのは一歩一歩だし、

 

進んでるんだかなんだか分からずイライラして

嫌になる事もあるんだろうけど

 

それでも「やるんだ」と言って進もうとしている

圭那子さんを応援したい。

って思いました。

 

 

っていうか。

圭那子さん優しいなー。

 

もし私が圭那子さんで、

1年そこそこで「もう諦めます」という人が目の前にいたら

 

そんなに熱くなれない。

きっと、

「あっそ。それで諦めるならどうぞ。」って言うし

 

そういう適当な覚悟の人と関わるのって面倒だから

どうぞ地元にお帰りください。位に思うかも。

 

私冷淡すぎるな・・・。ははは。

 

いやぁ。

でもそんな自分探しみたいな感じで声優目指されても

制作側も迷惑でしょ。

 

 

今日は以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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