シンガポール旅行記、観光街歩き編

とろみんです!

シンガポールは国自体がダイバーシティー(多国籍国家)という事は皆さんに良く知られていますよね。

珍しいなーと思うのが
国全体に、エスニックタウンが沢山存在している事です。

《注》ここで言うエスニックタウン=民族ごとの特徴が強く出ているエリアとする。
例えば中華街は世界中にあり中華系の食材屋や、レストラン、中国の日用品が買える事で有名。

国が狭いという事もありますがそれにしても

ニューヨークやトロントなどの何十種類の多民族が住んでいる街でもエスニックタウンは、

シンガポール程の割合では存在してません。

そういった事もシンガポールの魅力の1つに繋がるのかもしれませんね。

 

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どんな街が存在するの?

3大エスニックタウンと呼ばれているのが、
チャイナタウン・アラブストリート・リトルインディアです。

 

他にもエスニックタウンと言うほどの規模ではないけどマレー系の方が多く住み、
プラナカン文化の名残が見れる地域があったりします。

 

↓カラン地区の一部はプラナカン様式建物が残る

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なんでそんなに沢山の民族ごとが集まる街があるの?

 

歴史的にはシンガポールの創設者トーマス・ラッフルズによる政策により
アジア系の民族に対して地域を分け、民族ごとの居住地を作ったのが最初。と言われています。

その政策以前は民族ごとに分かれたりせず皆それぞれ国全体に散らばる形で住んでいたようです。

 

諸説あり、

その1
民族間同士のもめごとが起きないように地域を分けた。

その2
植民地時代のシンガポールでは
少なからずとも反英運動というのが発生した背景から

その反英感情が民族間を超え、1つの大きな力になる事を恐れて
エリア分けをした。という説があります。

 

政策でエリア分けがされた為
現在のチャイナタウン内にヒンドゥー系の一番大きな寺院
「スリ・マリアマン寺院」が存在しているという一見不思議な光景があったりします。

 

ただ、現在はHDB政策というものにより
(HDB=日本でいう公共団地みたいなもの)

それぞれの団地ごとにそれぞれの入居できる民族枠が決まっており
一つの民族が固まらない様に決められています。

特定の民族が一つの団地に偏らないように政策により実施されているんですね。

 

どんな特徴があるの?

 

エリア毎にその民族に由来する寺院や歴史的建造物、民族衣装屋さんも結構あります。
ショッピングセンターも大小の差はあれど存在します。
勿論その民族系の良く使う食材を売っているお店やレストランも豊富です。

 

他、日用品を扱っている店もそれぞれのエスニックタウンにあります。

例えばムスリムは化粧品に入っているアルコール類も使用できないそうです。

なのでマレー系の店が多い地域にはアルコールを使用していない化粧品が置いてある店があったり
ロールオンのアルコールフリーの香水が置いてあったりしました。

 

あとはホーカー内に入っている屋台自体もエスニックタウン内ではそのエリアに属する
ごはんの種類を売っている店が多めに入っている特徴がみられます。

 

最後に気持ちよく観光をする為に♪

 

寺院に関してですが

宗教ごとに曜日は異なりますが、
大きな寺院ですと多くの方がお祈りに来る日。というのが存在し、
観光客を制限する日や時間があります。

 

寺院観光をしたい場合一度事前に調べてから行かれた方がいいと思います。

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観光客を制限しない時間も勿論、
礼拝中の方々がいらっしゃるので
観光でいく場合はそちらにお邪魔する。

という意識を持って

実際にその宗派を信仰していて
生活の一部としてお祈りに来ている方々への
配慮を配った行動をしたいですね♪s-dsc_0589

 

 

 

 

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