とろみんです!

七夕といえば織姫と彦星が天の川をこえて出会う日として有名ですよね。

実はこの恋の伝説はアジアのさまざまな地域で愛され語り継がれています。

今回は、韓国の七夕について書いて行こうと思います。

 

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韓国の七夕伝説と日本との違い

 

 

韓国も七夕の伝説は古代中国が起源です。

なので登場人物である、

「彦星」 「織姫」 そして織姫の父として登場する「天帝」

この三名は同じです。

また、

彦星と織姫が天の川を隔てて離ればなれにさせられてしまったが、

1年に1度だけ会えることになった。

と、ここまでは日本と大きな違いはないんです。

 

 

関連記事:
七夕の由来について。はこちらからどうぞ

 

 

ですが、実は日本と韓国で大きく違うところがあるのです。

それは、雨に対しての考え方です。

日本では「七夕の夜に雨が降ると星が隠れてしまうので二人は出会えない」
と考えられていますよね。

 

 

 

でも韓国は「七夕の雨は二人の涙」と考える為、

むしろ七夕の雨は歓迎されているのです。

 

韓国での七夕の日に降る雨の考え方

七夕の昼に降る雨・・・・再会を喜ぶ雨

七夕の夜(もしくは翌日の夜明け)に降る雨・・・別れを嘆き悲しむ雨

 

 

 

 

日本だと七夕の日が雨だと少しがっかりしますが、それが織姫と彦星の涙だと思うとロマンチックに感じられますね。

七夕の日は雨でも晴れても夜空を見上げて織姫と彦星の再会に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

 

 

韓国での伝統的な七夕はどう過ごした?

 

日本では七夕といえば当たり前の様に
「願い事を短冊にしたためて笹竹につるす」という事が行われていますが

韓国にはこのような風習はありません。

 

それでは何をしていたのかというと
各家庭や地域でお祭りをしていたそうです。

 

◆女性たち:お供えものをして、家内安全や子供の健やかな成長を祈りました。

◆少女たち:織姫に針仕事の上達を祈りました。

◆少年たち:夜空に星を描き、学問の向上を祈りました。

 

 

 

またミルジョンビョン(小麦粉でつくったクレープ風の生地にキムチやナムルを巻いた物)や
ミルクッスという麺を食べる日でもありました。
日本でも七夕の日にそうめんを食べる地域もありますね。

 

 

 

そして織姫と彦星がとても仲の良い夫婦であることから七夕は「愛の日」でもありました。

独身女性たちが「いつか素敵な男性と出会えるように」

と祈りながら食べるのはチャクトクと呼ばれる半月状のお餅。

 

恋人たちは愛の証としてイチョウの実(銀杏)を贈り物にしたといいます。

イチョウの木は雄木と雌木が離れていても実を結ぶことから、離れても変わらない愛を象徴するものと考えられていました。

愛の証がイチョウの実とはちょっと意外ですが、昔からこの日に恋人同士が思いを伝えあっていたなんて素敵ですね。

 

 

 

 

現代韓国での七夕はロマンチック

 

残念ながら、これらの風習は現代では廃れてしまい、今では日常で目にする機会はあまりありません。

 

では韓国では七夕はなくなってしまったの?
というとそうではありません。

 

現代の韓国では七夕は「恋人の日」というイベントの日になっています。

 

かつてイチョウの実を贈りあい、愛を伝えたように、
現代でも恋人同士で贈り物をする日になったのです。

旧暦の七夕が近づくと恋人向けのイベントがいろんな場所で行われ、

多くのカップルが愛を伝えあっていますよ。

 

 

 

 

大きなイベントとしては、
南原(ナムォン)の伝統的な庭園、「広寒楼苑(クァンハルルウォン)」で毎年行われるものが有名です。

全国から集まったカップルたちが伝統衣装の韓服に身を包み、音楽演奏やゲームなどして永遠の愛を誓います。

 

 

 

実は韓国では七夕の日にカラスとカササギが空にのぼり、

彦星と織姫が再会する為に天の川に烏鵲橋(オジャッキョ)と呼ばれる橋を作ってあげる。

と言い伝えられています。

 

その烏鵲橋(オジャッキョ)に見立てて作られた橋が

この広寒楼苑にあるんです!

この橋を年に一度カップルや夫婦、家族で一緒に渡ると

ずっと仲良く暮らせるとか、子供が幸せになると言われています。

 

こちらの動画の0:30辺りから烏鵲橋(オジャッキョ)が映ってますよ♪

 

ちなみにこの「広寒楼苑(クァンハルルウォン)」は

有名なドラマのロケで使われるくらい美しい庭で、総面積2万坪もある

韓国が誇る庭園の一つです。

南原地域にはほかにも見所がいっぱいですし、

KTX(韓国高速鉄道)も停車する為、他の地域からのアクセスも良いんですよ。

 

 

広寒楼苑(クァンハルルウォン)基本情報

クァンハルルウォン 韓国語表記:광한루원

住所:
全羅北道 南原市 蓼川路 1447 (전라북도 남원시 요천로 1447)
*旧表記の住所 전라북도 남원시 천거동 78

電話  063-620-8901

営業時間 8:00-20:00

料金:
大人(満19~64歳):2,500ウォン
青少年(満13~18歳):1,500ウォン
小人:(満7~12歳):1,000ウォン

アクセス:KTX南原駅~タクシーで10分位

韓国語に不安のある方:
「광한루원」←タクシードライバーにこれをみせて下さい。有名な観光スポットなので住所より名称を伝えた方が分かると思います。

 

さて、韓国の七夕について書いてきました。

この日に韓国を訪れた際は、日本とはまた違う七夕を体験してみるのも楽しいかもしれませんね。

 

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