【闇歴史】とろみんプロフィール

初めまして。マグロのとろみんです。
ブログにお越しくださりありがとうございます。

まず、一言で私。を自己紹介します。

「とろみん」とは:

過去:15歳で足を踏み外し、歌舞伎町の裏社会に生きた女
現在:経理のお局。趣味は世界中でダンス活動
将来:貧困に苦しむ女性がいない世界を作る

 

こんな感じです。

お金の教養講座

 

目 次

 

 

迷い込んだら最後。のはずの歌舞伎町ダンジョンから生還した女

 

私は15歳で家出。歌舞伎町に足を踏み入れました。

かつては裏稼業に手を染め、社会の底辺で生きてましたが

なんとか会社員として表の世界で生き始める事ができた経歴の持ち主です。

 

歌舞伎町というおどろおどろしい都市型底なし沼に体を囚われ

半分埋もれてた時期もありましたが、

今は経理として働き、休暇を取っては「海外ダンス旅行」に出掛けています。

 

歌舞伎町時代私の周りに居た人といえば

ホステス・ホスト・セクシー女優・謎の売人・闇金業者・チンピラさん

チンピラさんをまとめる裏社会の人などなど。

 

15歳家出少女として生きていた頃、

学歴なし(中卒)、身分証明書なし、健康保険すら所持なし。

時には所持金ほとんどなし。

という「ない」「ない」づくしでした。

 

そんな私がやってきた事といえば

ホステス・ぼったくりバー勤務・フリーの昏睡強盗業者。

という完全にアウトロー。ロクな事してません。ってか完全にアウトです。

 

そして当時は「仁義」とか「義理人情」なんて言葉を使う

不良を稼業とする人達が今の倍以上いた時代。

付き合ってた男だってそっち系だったりしました。

あー。これも完全にアウト。

 

「ない」「ない」づくしだし、アウトな行動が多いし目が当てられません。

 

使ってた言葉だってロクなもんじゃありません。

底辺這いつくばり、闇の世界で生きてた頃は

「姐さん・バンス・落とし前・飛ぶ・お茶をひく・ショバ代・持ってかれる」

 

なんて言葉を使っていましたが

堅気の世界ではそんな言葉は存在せず

「先輩・前借金・折り合い・逃亡・開店休業状態・場所代・逮捕される」

と言う。ということを学びました。

 

16歳、トイチから借金して人生転落。「リアル闇金ウシジマくん体験」

 

【ザノンフィクション:半グレ集団ドラゴン汪楠】15歳の私が見た歌舞伎町

 

 

人のお金を巻き上げていた私が、今は経理という怪奇現象

そんな私でしたが闇の世界を抜け出し

現在は経理として働いています。

 

歌舞伎町時代、人からお金を奪っていた私からしたら想像も出来ませんが

会社の支払い業務・入金業務を任せていただき

与信管理や、税務関連を担当しています。

 

「ない」「ない」づくしのど底辺だった頃には考えられなかった職種です。

 

そしてお金も信用も得られなかった時代は

まさか私が給与を定期的にいただける立場になり

そして社会的に保障されている会社員になる。

なんて思ってもみませんでした。

 

本当にありがたいと思いながら働かせてもらっています。

 

そして会社。というものは、従業員のちょっとした心がけや行動で

利益が増えたり減ったりするから面白いな。と思っているので

何気に経理は向いているのではないかと思います。

 

経理担当として

「無駄遣いじゃね?これ会社の利益に繋がるのかよ?」

と社員を詰めに行くのも苦にならないし

(言い方はかなりソフトにアプローチ出来る様になりました)

 

会社にとって不利になる回収条件を取り決めてくる営業さんに

「これがてめぇん家だったら破産だぞ。」

(繰り返しますがやんわりと伝えられる様になりました笑)

と利益構造を理解してもらえる様、説明する事も楽しんでます。

 

 

と、現在は何食わぬ顔で会社員人生を生きていますが

何年間も劣等感を持ちながら生きてました。

それは会社員になった頃も持ち続けて生きてました。

 

「世間に顔向けられない事してたんだからひっそりと生きていかないと。。。」

「歌舞伎町時代の事は墓場まで秘密にして持っていこう。」

どこか十字架を背負っている気分にもなる事があった私でした。

 

精神的な部分では中々闇から抜け出せずにいたんですね。

 

関連記事:ざっくざくお金が貯まる【自作で超簡単 エクセル家計簿】作り方をお局経理が大公開!

 

なんで?闇商売から足洗ったはずが「裏稼業」呪縛が溶けない

 

あ。今は会社員してる。とサラっと書きましたが

裏稼業から足を洗い、

会社員の地位を得るまでに実に6年位掛かってます。

 

まず、裏稼業から足を洗った当時は

ちょっとした知り合いの事務所で電話番をしてました。

 

こちらの事務所に拾ってもらわなかったら今の私はない。

と言い切れる程に社会人としての基礎を叩き込まれた事務所だったのですが

「ここやばい系の更生塾ですか?」

と思う位スパルタ過ぎて歌舞伎町なんて目じゃない恐ろしさでした。

 

毎日の様に怒鳴られ、怒られすぎて時には自分が

何処に向かってるのか分からなくなりながらも必死に進んでは後退し

また進んで。みたいな日々を送りました。

 

ま、でも。その事務所に出会ったのがまともな人生歩もうかな。

と思えたきっかけです。

 

その事務所とはその後お別れする事になり

今の仕事である経理を目指して本格的に走り出す事になります。

 

中卒だったので高卒認定検定(旧大検)を取るところから始め

履歴書に書ける職歴を積み上げなければ。

と、まず人生初の普通のアルバイト。

 

その後何とか派遣として事務職をゲット。

派遣事務で何となく事務経験を積み、

ようやく正社員の仕事を探す。という道を辿りました。

 

 

とにかく履歴書に書ける職に就いて実績作ろう。と思い

アルバイトを探し始めた私でしたが

 

それまでまともな職に就いたことが無かったので

バイトなのにガンガン面接で落とされ

やっと見つけたのはテレアポという仕事でした。

 

しかも小中学生向けの高額の教材を販売するブラック企業。

 

まぁ、私はバイトなのでブラックでもあまり関係ないのですが

折角歌舞伎町の裏稼業から足を洗ったのに

その会社の本部長さんとかお偉い方々は

皆さん歌舞伎町の不良を稼業にする人達もビックリの貫禄だし

 

悪さをした社員さんに対してのお仕置きがめっちゃ恐い会社だったので

「あれ。。。私。結局こういう世界から抜けられないの?」とすら思いました。

 

今ではいい思い出です。

 

◆あばよキャバ嬢の私。人生立て直し闘魂塾「滝澤事務所」へようこそ

 

踊りが世界を救う。これ本気で信じてます。何でも踊って解決

 

過去の失敗を誰にも知られたくない。

と、経歴に対して劣等感を抱きながら生きていた私ですが

ある日。

 

今の趣味である「サルサダンス」というペアダンスに出会ったことで

人生が一変します。

 

3年B組金八先生じゃないけど

「人」と「人」が支えあっている。

人は助け合って生きている。

という事を実感できるようになりました。

 

大げさではなくサルサダンスから学んだ事は、信じられない位多かったし

精神的にも大分成長するきっかけもらったな。と思います。

 

ちなみにサルサとは、ニューヨークで発祥したストリートダンスです。

パフォーマンスショーで無い限り、

即興ダンスであり、お互いの合図を感じ取ってその場で踊りながら作っていきます。

 

なので、相手を無視して勝手に踊ったら、踊り自体成立しません。

 

リードする側も、リードされる側もお互いに相手の事を考えながら

踊りを通して会話していく感じにしないと

そこでブチっと踊りが終わってしまうんですね。

 

そういった事から

人生で初めて「相手と一緒に作り上げる面白さ」とか

「お互いの歩み寄りがあってこそ成り立つ」

という事を学びました。

 

また、サルサのパフォーマンスチームに入っていた頃「相手を信頼する」

という事も学びました。

 

パフォーマンスの振り付けにリフトが入っていたんですが、

リフトって持ち上げる側であれ、持ち上げられる側であれ

重心のかけ方、タイミング、コネクション、高さ。

1つでも狂うとお互いに怪我しかねません。

 

まずは相手を信頼してやってみる。という必要があったんですね。

相手を信頼してないと、結果動きも硬くなり、その事でも怪我に繋がったりします。

 

まさか踊りを通して「自分から心を開き相手を受け入れる事」を学ぶとは思いませんでしたが

これは本当にいい経験になりました。

 

そんなこんなでラテンダンスに出会った事をきっかけに大げさじゃなく、

視野も許容範囲も広がりました。

 

さらにダンスにハマりまくり

色んなところで踊ったりしているうちに、

財産とも言える友人関係を国内・海外共に沢山築く事が出来ました。

 

今では世界中にダンス仲間がいて、お互いの国を行き来するときは会ったり

はたまたどこかの国で現地待ち合わせして

一緒に旅行したりする事もあります。

 

歌舞伎町という僅か300m×600mのエリアで生きてた頃には考えられませんでした。

 

さらに。気がついた時には、

過去の自分に対する劣等感すら薄れつつある事に気がつきました。

 

やってしまった事に囚われて殻に閉じこもるより、

これから何をしたいか。に目を向けて生きるほうが学びが大きい。

という事をダンス通して教えてもらったからです。

 

確かに私が過去に起してしまった罪は反省しなければいけません。

これは絶対にすべき事です。

 

でも「やってしまった過去。」についてはどうあがいても

今から変えることは出来ないんですね。

だったら前向いて、未来に向かって生きたほうがいいんじゃないか。

と思えるようになりました。

 

なんか。大人になってもまだまだ成長できるチャンスってあるんだ。

という事を学びました。

 

さらにサルサダンス。という物を通して見えたことは

ダンスは世界を救う。という事。

 

不思議な事にダンス。という共通言語(ステップ)さえ知っていれば

出身国が違えど、育ってきた背景が違えど、国同士の関係が良くなくとも

そんなこと関係なく心と心が繋がる関係を簡単に作ることが出来ます。

 

言葉なんて関係なく、1曲ペアを組んで踊る事で

30分話をするよりも相手の事が分かったりします。

 

踊るだけで相手が分かるならば。

今世界中で戦争している国々こそ。サルサ踊ればいいじゃない。

そうすれば戦争なんて終わるじゃない。

そう思うようになりました。

 

実際に踊ってる最中は人を殺す事なんて不可能なんですよね。

だったらずっと踊ってれば戦争なくなるんですよ。

サルサダンスが世界を救うんです。

 

極論かもしれないけど米中貿易戦争だって

会議よりも踊ったほうが解決するかもです。

いや、これまじで。

 

◆アラフォーになり初めて「本当の愛」に触れ涙腺が崩壊した話

 

 

人生の方向転換は簡単じゃないけど、絶対に可能。一歩ずつがんばろ

 

もし。今あなたが何か思い通りにならない事に立ち向かっているとか。

中々認められない。。。なんて立場にあったとしても

決して諦めないで欲しいな。と思います。

 

15歳で家出して、世間に顔向けできないような事にも手を染めた私でも

闇の世界を抜け出す事ができ、今好きな事をやっているんだから

あなたなら絶対に大丈夫。と思うからです。

 

「1回落ちぶれたらそっから抜け出せない」

なんていうのは世間が作った勝手なイメージです。

そんなものは無視して自分の人生少しでも前に進みましょう。

 

とはいえ、苦しい状態や、不利な状況から抜け出すのは時間も掛かるし

くじけそうになる事もあります。

周りの理解が得られなくて苦しくなる事もあると思います。

 

でもね。どんなに高望みしても人間、身の丈以上の成長って結局出来ません。

地味なんだけど

1つ1つ経験して、コツコツ自分の器を大きくして事でしか方法はないと思います。

 

ただ、

どれだけ時間掛かっても一歩一歩、進みさえすれば

いつか必ず目標に到達できます。

 

私も周りから「遠回りしてる」と言われる事だらけだったし、

実際何度も「頑張るの辞めちゃおっかな」なんて思いましたが

諦めずに自分のペースで進んできて良かったと思っています。

 

私が落ちぶれていた頃やっていた事は全く褒められるものではないし

お手本にはして欲しくないです。

 

けど、こんな人でも立ち直れるんだ。

とか思ってくれる人がいれば。と思い

過去の事もブログに書いていく事にしました。

 

 

近い将来は、そういう過去の事をお話しする事で

今現在苦しんでいる女性たちに

手を差し伸べる活動をしていきたい。と思っています。

 

私が人の人生を変えられる。なんて大それたことは思っていませんが

私は同じ女性として

「貧困にあえぐ女性がいない世の中を作りたい」

そして

女性が自分の事を大切にして

経済的にも精神的にも自立出来る世の中にしていきたい。

その為のお手伝いをしていきたい。と思っています。

 

 

まだまだ、甘ちゃんな私ですが

 

こんな私でも何かのお役にたてれば幸いです。

では。ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

 

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