【ザノンフィクション】山根会長の生き様パねえ!小1時間でアンチからファンにさせられたぜ

写真出典元:ザ・ノンフィクション

こんにちは。マグロのとろみんです。

元日本ボクシング連盟会長・山根明さんの生きる姿は、予想外にも真っすぐで

「人生一度きり。がむしゃらに生きてみろよ。俺だって頑張ってんだよ。」

と教えてくれている様に見えました。

 

私は一生懸命生きているだろうか。

 

2020年11月8日放送【ザ・ノンフィクション】

たたかれても たたかれても… ~山根明と妻のその後~ 感想です。

 

 

スポンサーリンク

 

 

目 次

 

 

日本ボクシング連盟 元終身会長・ドン山根

 

今回の主人公は元日本ボクシング連盟の会長・山根明さんです。

貴方も記憶に新しいのではないでしょうか。

2018年の夏、山根元会長が連日ワイドショーを賑わせ、

メディアからフルボッコと言っていい位に叩かれまくった事を。

 

今回の【ザ・ノンフィクション】ではその事件から1年後の2019年から

山根明元会長を密着し

その後の様子を追ったものです。

 

ところで。

2018年の夏に世間を騒がせた事件。

一体何だったか覚えていますか?

 

山根明さんは当時、日本ボクシング連盟の会長でした。

オリンピック代表選手を育成し

不動の地位。とも言える「終身会長」にまでなったのですが

 

ある事を境に山根さんの生活はガラリと変わります。

 

助成金を不正流用した事が世間に発覚。

それを皮切りに

「ボクシングの試合判定に圧力をかけていた。」

「暴力団との関係があった。」

など様々な疑惑が明るみに。

 

関係者300人以上から告発され

あっという間に連盟から除名される。

という結果になってしまいました。

 

 

申し訳ないのですが

私はこの事件が起きるまで山根さんの事は存じ上げなかったので

 

TVをつける度に

どこかの親分みたいな出で立ちで、強面の山根さんが

もみくちゃにされる様子を観て

 

「・・・一体こんなに何日にも渡って報道陣に追い掛け回されるって何なの??」

とビックリした事を覚えています。

 

というか、

2018年って色んな事が明るみに出た年だったと思う。

改ざん・パワハラ・金銭流用問題などの組織ぐるみの不祥事や不正。

 

そういうのを内部告発した事件が多かったですよね。

 

その中でもボクシング界の「ドン」と呼ばれた山根さんが

報道陣にガンガン叩かれた

この事件はインパクトが強く、

 

私にとっては

事件の内容と言うよりも、

その報道の過熱っぷりだけが記憶に残った出来事だったし

 

山根明さんに対しては、どっかのやばい親分。

位の印象しかありませんでした。

 

しかし・・・。

300人以上から告発されるって半端ない。

周り敵だらけじゃん。

 

 

えっと・・・新団体立ち上げってダメじゃね?

 

さて。

2018年に不正が発覚して

それまで築き上げてきた地位をあっという間に追われる事になってしまった

山根明さん。

 

連盟から除名されて

本人も、もうボクシングに関わる事はないだろう。

と思ったそうです。

 

が。

 

しかし。

1年後の2019年夏。

なんとボクシングの新団体を立ち上げちゃいます!

 

 

えぇぇっ!笑

多くの人から訴えられる位の騒動起こしてしまったのに

大丈夫なのかしら。

 

見てるこっちがハラハラするわ。

っていうかダメだよね・・・。

 

え?だって普通さ、

会社とかでも何かやらかしてしまい

懲戒解雇などくらってしまったら

しばーーーーらくの間、その業界で働けなかったりするじゃない?

 

それが1年後

新団体設立っすか。

 

やばいっしょ。

 

まぁ。

今までご活躍されていたのはアマチュアボクシング界であり、

 

今回新団体設立したのは

プロボクシング。

その中の「マイナーボクシング」という括りの団体らしいので

業界的には別枠みたいです。

 

ともあれ

「フリーランスのボクサーが日本でも戦える環境を整える為に作った」

 

「若い世代を育てる為に」

 

と意気込む山根さんの様子を見て

 

色んな意味で

あぁ。この人には常識って物は通じないのかもしれない。

自分が力になれる。って思ったら動いてしまうのだ。

なんてテレビ見ながら思ってしまいました。

 

 

けど。

常識的にどうの。って事はさておき

 

80歳になろうとする人が

「自分を必要としている人がいる限りやるんだ。」

っていう気持ちを持って尚も前に進もうとする姿を見ていたら

 

実は山根明さんという人間は

私達が思っている以上に純粋な人間なんじゃないかと思ってしまいました。

 

周りがどう思うか。世間体にどうなのか。

って事は取り敢えず脇に置いておいて

 

心で感じて

そのままの勢いで行動してしまうから

アンチも多いし

付いていけない人も沢山いるんだろうけど

 

実は自分が出来る事。その役割に対して

強い使命感を感じながら

 

決めた事に対してわき目を振らず進むし

決めたらやり切る。

 

そんな山根さんは

常に道なき道をかき分けながら

歩いていかないと気が済まない人なんじゃないだろうか。

 

って私にはそう見えました。

 

一方。

サラリーマン体質が見に付いてしまい

長い物に巻かれる事自体に抵抗が薄れてきてしまっている私に

 

「これからの生き方もう一回考えてみな。

心が燃える事って何なの。」

って問いかけてきている気がしてきました。

 

 

本人にとって除名された事は転落人生でないかもしれない

 

それまで何十年と活動してきた

日本ボクシング連盟からは除名される事になってしまった山根さん。

 

しかもその原因となった出来事で

メディアに取り上げられて

文字通り毎日サンドバッグのごとくボッコボコにされて

 

悪の履歴書暴露。とか

裸の王様。とか

まぁ色んなことを言われ、

 

それこそどん底に叩き落されたわけですが。

 

第一線を退かれた後の生活を見る限り、

落ちぶれた。とも思えなかったし

 

むしろ今度は自分のペースで

再びボクシング。という物に関わる事が出来ているから

色んなプレッシャーや圧力からも解放されて

 

変な言い方だけど

しがらみもなくなって

良かったんじゃないかな。

とすら私は思ってしまいました。

 

 

まぁ。

78歳(当時)にして

メディアにボッコボコにされる。

なんて経験はしなくて良かったのかもしれないけど

 

そういう状態になっても

支えてくれる家族がいる。

そしてその家族と生活をしていけている。

 

この事を幸せって言わないで何を幸せ。

って言うんだろう。って思うんですよね。

 

 

一時は収入も地位も名誉も全て失って

(自分が原因だったとしてもよ)

 

それでも一緒に居てくれる家族がいるって。

幸せですよね。

 

家族のみならず

今でも応援してくれているファンや、周りの人も沢山いるみたいだし。

 

まぁ。それこそ

山根明さんが今まで仕事の上で築き上げてきた信頼。とか

実績だし

 

それまでいかに真剣にボクシングという物に

打ち込んできたかの証なんだろうけど、

 

どんだけ叩かれようが

応援し続けて信頼してくれる人が周りに居る事がすごいな。

って思いました。

 

私に同じ事起きたら多分

周り誰も残らんかも知れんなー。とか思ったし

 

私は現在会社員だけど

会社員って結局会社の看板背負って仕事させてもらっているだけだから

 

どの位「私自身」という物を使って仕事しているかと言うと

全くしていないかもしれない。

 

それこそ古い例えだけど

「およげたいやきくん」のごとく

会社の歯車として活動しているだけだったとしたら

 

仕事を通して深い人間関係なんて築けないだろうし

 

その会社の後ろ盾すらなくなったら

一体何が残るんだろう・・・。

という恐ろしい事を考えてしまった。

 

そういえば

以前は、趣味に明け暮れたり、仕事の後学校に通ったりして

その活動を通して新しい人間関係を沢山つくっていた私ですが

 

それも最近しておらず、活動範囲が狭まってきていたし

 

知らぬ間に

「仕事をして、その給料で好きな事をする。」

と言う方向から

 

「生きる為に仕事をする。」

というスタンスに変わってきていたのかも。

ちょっと余裕なくなってたかも。

 

生きる為に仕事。みたいな状態だったら

今仕事失ったらきっと気持ちも落ちるだろうし。

 

やばくね?

って事に改めて気が付きました。

 

私は山根明さんほど外向的ではありませんが

自分って人間をもう少し大事にして

自分の声をもう少し聞かなきゃ。

 

一回自分の方向性見直さなきゃ。

という事を山根明さん通して感じました。

 

スポンサーリンク

 

 

やるなぁ山根さん。意外な程に考えさせられる回だったさ

 

今回は

2020年11月8日放送【ザ・ノンフィクション】

たたかれても たたかれても… ~山根明と妻のその後~ 感想を書きました。

 

いやぁ。

 

白のスーツでビシッと決め

中折れハットを被り、サングラスを掛けるという

どっかの親分みたいなファッションの山根さん。

 

その「山根明」という強すぎるイメージに

放送前は

きっとザ・昭和のハチャメチャな人なんだ・・・。

と思ったし

 

一体全体奥さんは何処を好きになって結婚したんだろう?

とすら思っていましたが

 

 

山根さんは

素朴さ。とか

柔らかさ。という意外な素顔も

今回の放送で見せてくれ

 

それを見た事で

 

あぁ。

やっぱり

どこか人間味があるからこそ

ファンが付くのかもね。

 

なんて事を考えたりもさせられましたし

 

私はどちらかと言うと、

人と積極的に関わるのに対して苦手意識がありましたが

折角人間として生まれてきているんだから

 

出来る範囲でもう少し人と関わっていく方法

模索しなきゃな。

 

という事を考えさせられました。

 

すごいなー。

小一時間テレビみただけで

こんなにも考えるきっかけ貰うなんて

思ってもみなかったです。

 

山根さんの「ドン」スタイルの

ファッションは全く理解できませんが

カリスマって呼ばれていた理由は分かった気がしました。

 

影響力半端ねー。

 

今日は以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

現在「お局経理」、実は15歳家出・元歌舞伎町ホステス 特集はこちら

 

 

スポンサーリンク