【ザノンフィクション】場末キター。ドロドロ人生劇場・塙山キャバレーから目が離せん

写真出典元:ザ・ノンフィクション
こんにちは。マグロのとろみんです。

いやぁ。場末っす。今回の【ザ・ノンフィクション】、登場する人達の人生が生々しすぎて

見てるだけでお腹いっぱい、胸いっぱいだし

別に呑んでも無いのにこっちまで酔っぱらった気分になってしまった。

 

塙山キャバレーの人生劇場の始まり始まりー。

 

【ザ・ノンフィクション】2021年5月30日放送

酒と涙と女たちの歌 ~塙山キャバレー物語~ 前編 感想です。

後編記事はこちらから

【ザ・ノンフィクション】塙山キャバレー。今宵も安定の泣き崩れカラオケが始まるよ

 

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目 次

 

 

茨城にある 塙山(はなやま)キャバレーが舞台だよ

 

今回は茨城県の日立市にある

通称:塙山(はなやま)キャバレーと呼ばれる場所が舞台です。

 

塙山(はなやま)キャバレーは飲み屋街ですが

まるで昭和30年代の様相で

13件の居酒屋は全てトタン張り。

 

なんだかタイムスリップしたような気分になる一角です。

 

あ。雰囲気的には

新宿ゴールデン街みたいな感じかな。

 

そしてビックリするのが

トタン張りであるうえ

「屋台」として登録してある場所なので

全件基礎を打ってないそう。

 

 

そんな風が吹いたら潰れてしまう様な

塙山(はなやま)キャバレーですが

そこを経営するママたちの魅力にひかれて

絶えることなくお客さんがやって来て

60年間も続いている居酒屋村です。

 

 

今回はそこの居酒屋を経営するママたちと

やって来るお客さん達に密着した回でした。

 

あ。

ところで。

 

3.11の震災で震度6強の地震に襲われた日立市でしたが

 

驚くことにこの塙山(はなやま)キャバレー、

崩れた店は一軒もなかったそう。

基礎打ってないのに・・・。

 

不思議ですねー。

 

 

登場人物全員濃すぎ「塙山キャバレー」存在感半端ない

 

しっかしすごいね。

 

なんちゅーか。

塙山(はなやま)キャバレーは

その様相だけではなく

お客さんの呑み方も昭和。

 

トタン張りの小さなお店で

カウンターに座り

 

酔ってカラオケを歌えば泣き、

 

人によっては

帰りを心配する位の千鳥足。

 

そして

何しろ小さな店だから

当然、会話って店に居合わせた人全員に聞こえてしまうと思うんだけど

 

そんなのお構いなしで

プライベートな部分に突っ込んだ話もジャンジャンでるという・・・。

 

都会だったら

どこの誰。が分からないから

ちょっと突っ込んだ話しても、まぁいっか。

 

みたいな感覚あるとおもうけど

 

どこの誰。

という事が分かっている状態で

感情を露わにして

 

酔いつぶれて泣いたりするのって

すごくね?

と思ってしまった。

 

 

っていうか、そういう皆を見てたら

 

逆に

私って、感情があまり剥き出しになる事ない環境でいつも過ごしているし

表面的な付き合しかしてないって事なのかしら。。。。

 

と心配になった。

 

まぁ。

傷のなすり合いじゃないけど

感情剥き出しで

思っている事。感じている事を人にぶつけるのと

 

ある程度距離を保って

人と付き合っていくの。

 

どっちが良いのかは優劣付けられないと思ってるけど

 

正直あんなに「今」の感情をぶつけ合って

その場の空気を共有していくのは

私には無理だわー。

 

私自身、建設的な考え方よりも

感情が先に出るほうだけども

 

あんまりそれが即時に言葉として発せられるって事がなく。

自分の中で考える。

という感じなんだけど

 

話している相手が、感じた事をバーーーンって

喜怒哀楽の全て使って表現してきたら

結構引くと思うわ。。。

 

 

ところで

塙山(はなやま)キャバレーの「ふじ」という居酒屋を経営している

美代子ママが

 

「つまみは作れる

勉強すればある程度美味しいものが作れる。

 

でも会話は作ることが出来ない。

その時の感情がぶつかり合って出来るのが会話だから。

作るものではない。」

 

と言っていたんだけど

 

 

塙山(はなやま)キャバレーでは

人の人生ってものが

生々しくも見えてしまう場所なので

 

会話ってものが生み出されていっている。

そしてお客さんたちはそれに救われている。

 

という場所なんだろうなぁ。

 

って事を思った。

 

しかし「ふじ」のママが言ったその言葉。

名言過ぎでしょ。

 

というか。

ここに行きついたママたちって皆

歩んできた人生がすごすぎなの。

 

 

その「ふじ」のママは

離婚を機に居酒屋オープンするんだけど

ここの居酒屋で頑張り

夫に引き取られた息子も取り戻した。

というものすごいガッツで生きてきた人。

 

 

また。

それまで街中のスナックを繁盛させていた

「いづみ」のママは

あえて40歳のころ

トタン張りの塙山(はなやま)キャバレーで生きていく事を選択。

 

「なんかこう、人と人が近いのが好きなんだろうな」

といい、

儲けに走ることなく

その日暮らしの人でも来てもらえる様な

癒しの場を提供する事をしている。

 

 

そして

「めぐみ」のママ恵子さんは

17歳の時、母親に芸者として身売りされた。という経験があるのだが

売られた先から逃げ出し、

 

流れ着いたのが塙山(はなやま)キャバレー。

 

「人生誰も助けてくれないよ。自分で開き直ってやってくしかないよ。」

と恵子ママは言う。

 

いやいや。

重すぎる一言だわ・・・。

 

 

家事を起こし全てを失ったのぼるちゃんに自分の人生重ねた

 

ところで

この塙山(はなやま)キャバレーにやって来るお客さんの一人

 

のぼるちゃん。

 

という方がいるんだけど

 

のぼるちゃんの人生を聞き

なんだか

他人事とは思えなかった私。

 

 

のぼるちゃんは元々塙山(はなやま)キャバレーで

ラーメン屋を営んでいたと。

 

けど、

ある日のぼるちゃんの店の漏電が原因で出火してしまったらしく

全焼。

 

他にも5件の店が焼かれてしまう事件になってしまったそうな。

 

それですべてを失ったのぼるちゃんは

家に閉じこもり鬱っぽくなったし

 

生き様を失い

不安が大きくなり心労がたまり脳梗塞発症。

 

今でも

後遺症も抱えている状態。

 

現在は生活保護を受けながら生きている。というおじいちゃんです。

 

 

そののぼるちゃんの話を聞いて私は

「やっぱりそうなのか」

 

という納得した恐怖にも襲われたんですね。

 

どういう事かと言うと、

人間どうしても安定って物を基準に

将来の事を考えてしまう習慣があるんじゃないかと思う。

 

そこが不動の地じゃないけど

安住の地というか。

 

ずっとそれが在り続けるもの。

として捉えるクセがあるんじゃないかと思う。

 

で。

不測の事態に陥った時の対策を

行動指針まで落とし込んで考えるって事から目を背けてしまう。

 

いわゆる「今大丈夫だから大丈夫っしょ―」精神ですね。

 

 

特に私は

サラリーマンを職業にしているので

 

現在ぬるま湯に浸かっている状態だよね。

って事を最近考えていて、

 

 

何か起きた時に

その危機にしっかり目を向けて、気持の切替とか出来るんだろうか?

解決する為の行動に移れるのだろうか。

 

私は今日急に仕事を失ったとしたら

どうやって生きていくんだろう。

 

なんて考えてた矢先だったし

 

 

鬱とか、ボケは

不安を感じ、それに対して脳が委縮するから起きる。

 

という脳科学的な話も先日ちょうど聞く機会があって

あぁ。

なんかマイナスループに陥ることがある私ってやばいなー。

なんて考えてたので

 

のぼるちゃんが

人生のすべてであった「ラーメン屋」を突然として失い

 

その影響で心労がたまり病気になった。のを聞いて

あぁ。。。と納得してしまった。という事。

 

なんか。

 

人生何をしていても食べていくための軸になるものって

2軸以上持ってないとやばいんだな。

って事を思ったし

 

シングル。

という事でそのリスクはさらに上がるんだよね。

という事をのぼるちゃんの事例で目の当たりにし

 

あー。

このままじゃ私強風に吹かれたらやばし。

と思った。

 

じゃぁどうするの。

あんた明日仕事失ったらどうすんの。

ってこと。

 

ちゃんと考えなきゃ。

なんでもいいから

何かあった時にすぐに動けるように決めておかなきゃ。

 

人間って強くもあるけど

脆くもあり

なんだかなぁ。と思う。

 

決して過去を語らない「ラブ」のママを訪ねてきた謎の女性


写真出典元:ザ・ノンフィクション

さて。

話は塙山キャバレーに戻るけど。

 

ここの居酒屋村に

「ラブ」という居酒屋経営している美佐子ママがいます。

 

20代で結婚し、3人の子をもうけたんだけど

実家の借金を背負う事になり

 

それが原因で

嫁ぎ先との関係が悪くな嫁ぎ先をあとにした。

 

という過去を持っているママ。

 

その際

3人の子とも別れる事になり

 

流れ流れていきついたのが塙山キャバレー。

という訳。

 

その過去をママが語る事は今までなかったんだけど

 

居酒屋「ラブ」に突如

「実の子です。」といって女性が現れてその過去が明るみに出たんですね。

 

 

会いたくて探し当てて他県からきた。

20年以上会ってない。

と言うその娘さん。

 

なんか最初は再開を泣いて喜んでたんだけど

20年分のモヤモヤが溜まりに溜まっているらしく

 

なんかすごいイザコザを引き起こしそうな兆し。

 

そのやってきた娘さんはご結婚されており、

12歳の息子さんがいるんだけど

その息子がいる傍で

 

「私の事捨てちゃったから。」とか

「借金作って男の人と出てっちゃったじゃん」とか

息子に対して与えないで良い情報バンバン口にするし、

 

成長期の息子の前でプカプカたばこ吸ってるし・・・。

 

 

そして翌日

一人で再び現れたかと思えば

くだを巻き、

 

「居なくなった理由説明しろよ。」

「作った借金は全部お父さんが払ったんだ。」

とママに迫る。

 

 

そのマイナス感情を人前でドゴーンとぶつけてる娘さん見て

 

今までどこでどんなことをして生きてきた人なんだろう。

と思ってしまった。

 

どんなことを思って生きてきて

ママの事をどんな風に聞いて育ったんだろう

 

とか思った。

 

この娘さんの人生自体かなり興味あるけど

 

きっと

「私の人生、ママのせいでめちゃくちゃや。」

とか思ってる人なんだろうなぁ。

 

てか

不安定。って事には違いない。

 

ま。

でもそりゃそうだよね。

ママに甘えたかったけど子供の時に居なくなってしまって

甘える相手がいなくなったんだから。

 

その気持ちの裏返しで

見つけたママの元に来て

「ドリャーーーー」と攻撃開始している。ってことなんだよね。きっと。

 

だとしたら次週の放送

ものすごい事になるわー。

 

荒れるでーって感じ笑

強風が吹き荒れ、豪雨に見舞われる事になるでしょう。注意!

 

どうでもいいけど

息子の前で要らん事いうのだけは辞めた方が良いと思う。

 

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来週は20年溜まった親子間のウップン晴らしが観られるよ~

 

という感じで今回の放送内では

「ラブ」のママに20年前に捨てられた。

 

といって訪ねてきた実の娘を名乗る人が

きな臭い香り漂わせて

登場した事以外は

特段目立った事件は起きませんでしたが

 

次週の後編。

 

その娘さん辺りが

20年間の親に対する気持ちをぶちまけて何かしでかしてくれるんだろうと期待。

 

いやぁ。

 

居酒屋で親子論争勃発。

なんて場末過ぎるとんでもない事件よね。

 

人間模様も濃すぎると

私、ドン引きしてしまうので

次回一体どんな気持ちで見る事になるのか

ちょっとドキドキしますが

 

番組として

なしくずし的に

「引っ張れるから引っ張っておこう」という感じで

前後編に分けられた展開ではない事を祈ります。

 

 

今日は以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

後編記事はこちらから

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