こんにちは。ファイナンシャルプランナー・マグロのとろみんです。
私は今でこそ毎月貯金する事が出来ていますが
かつては貯金ゼロの生活をしていました。
私は歌舞伎町や六本木でホステスしていた時代もあり、
サラリーマン以上のお給料いただいていた事もあるはずなのに、
その頃は全く貯金できませんでした。
収入が不安定だったので、あるだけ使ってしまう癖がついていたんだと思います。
そんなダメダメだった私が貯金出来るようになった方法を今日はお伝えしようと思います。
毎月の収入にガタツキがある方でも
確実に貯金出来るようになるので、良かったら参考にしてみて下さい。
目 次
先取り貯金を始めたらお金が貯まり出した♪
私が貯金出来るようになったのは
「先取り貯金」を開始した事がきっかけでした。
「先取り貯金」とは、
お給料をもらったら、生活費などに使う前に先に貯金する分を分けておく事。
です。
なんだそれだけ?
と、思われるかもしれませんが
私は性格がズボラで、楽したい人間なので
世の中で出回っている「貯金関連の本」や、主婦系雑誌の特集によくある様な
日々努力しなきゃいけない「節約」は到底出来ません。
だけど私だって貯金出来る様になりたい。
で。
節約出来なくても貯金出来る方法はないのか。
と考え、これなら出来そうだな。
と辿り着いたのが「先取り貯金」でした。
ズボラで節約出来ず、あるだけ使ってしまうのならば
手元に置かなきゃいいじゃん。
と思い立ちやってみた。
という訳です。
で。やってみたら
なきゃないで、人間無駄遣いしなくなっていくものなんだなぁ。
という事を実感でき、
貯金額が増えるにつれてだんだん通帳見るのもワクワクしてきて
楽しく続けられた。
という感じです。
全然ガツガツしていないし
むしろ貯金はほどほどにして、
旅行や、習い事など。
自分の為に使ってあげる支出の方が多い時もあった位です。
なので
私がオススメする方法は、1円でも多く最速で貯めたい。
という方には向いてないです。
どちらかというと
自分の人生を楽しみながら
将来、いざと言う時の為に準備をしておきたいけど、
努力は嫌いなんだよね。
でも、自動的に貯金出来る方法を習慣づけたいんだけど・・・。
という方に向いている方法かな。
と思います。
では。
具体的にやり方を説明していきます。
貯金100万円までは普通口座で貯めるのがおすすめ
「先取り貯金」と一言で言っても
定期預金、財形預金などへの自動積み立てだったり、
個人年金保険、外貨建て預金や、投資信託を購入する等色んな方法があるのですが
結論から言うと
100万円貯まるまでは
銀行の普通預金に貯金していくのが良いと思います。
もちろん。
普通口座ですと、いつでも引き出せてしまうので
結局貯金出来ない可能性も秘めています。
けど、
貯める事も大事だけど、それ以上に
自分の身を守れる用意をしておく事が先決。と私は思っています。
幾ら貯金を増やしたいからと言っても
何かあったときは、手元に現金がないと現実問題困ります。
例えば(こんなことない方が良いけど)
仕事を突然失ってしまい、収入が途絶えてしまった。とか、
自然災害によりしばらく避難しなくてはならなくなってしまった。とか
そういった予想しなかった事が起きた時。
当面ご飯食べていくためのお金が必要になりますよね。
そんな有事の際、
実際に貯蓄してても、それがパッと現金化できない投資信託の様な証券だったり
保険商品だけだったら不便です。
というか。
そもそも有事の際それらを現金化する手続きがスムーズに出来るとは限りません。
そういう理由からまずは100万円貯めるまでは
銀行の普通預金にコツコツ貯金をしていく。
これがおすすめです。
ただ、
ついつい引き出してしまわない様に、仕組み化していく必要があります。
ではどうやって仕組化するか具体的な方法をお話します♪
普通預金でも途中で引き出さずにお金を貯めれる仕組♪
ということで。
ここからは普通預金。という
いつでも引き出せてしまうものを使いながらも
その誘惑に負けずに100万円貯金達成する仕組化のアイディアをお話します。
私が実行したのはこの3点。
① 自分にとって馴染みの薄い銀行に口座を新たに作り、そこに貯金していく
② 給与口座から自動振替をする(銀行振り込みで給与もらっている場合)
または。現金でもらっている場合は貰った日に速攻貯金口座に入金
③ 貯金専用の銀行口座キャッシュカードは持ち歩かない
めっちゃシンプルですが
下手な事するより効果あります。
私は完全に我流で貯金始めたので、20代の頃は給与受け取り口座で
貯金を始めました。
生活する分だけまとめて引き出して、あとは降ろさない。
という感じで貯めていたんですが
それだと結局引き出した分はほぼ使ってしまうし、
時には追加で引き出す。なんて事もありました。
そして、幾ら貯まったか分かりづらいので
途中から貯金するための銀行口座を別に作った次第です。
さて。①~③をもう少し詳しく解説しますね。
① 自分にとって馴染みの薄い銀行に口座を新たに作り、そこに貯金していく
これは普段自分が使わない銀行に
貯金専用の口座を作る。という意味です。
どんな銀行でもいいのですが、
普段自分が行かない銀行であれば、誘惑に負けて引き出してしまう事も減るかな。
と思い、私はそうしています。
ただ、
あまり地元色の強い銀行や信金などに作ってしまうと
地元以外で降ろしづらくなってしまうので
ある程度支店の数がある銀行のほうが良いです。
私はコンビニATMで引き出せるタイプのネットバンクを使っていますが
実店舗があった方がいい。
という方は全国に支店がある銀行がいいのかな。と思います。
もし気にする余裕があったら、ATMで引き出す時の手数料が低め(または無料)
のところにすると
貯めた貯金から手数料引かれずに済みます。
では次いきます。
② 給与口座から自動振替をする(銀行振り込みで給与もらっている場合)
または。現金でもらっている場合は貰った日に速攻貯金口座に入金
これは、
銀行振り込みで給与もらっている場合
給料をもらった日に同時に①で作った貯金口座に振替えされるように手続きしておく。
という事です。
現在おおよその銀行では、webサービス使うと
「毎月定額振替」の予約が簡単に出来ます。
お使いの銀行の「webサービス」を申し込み、インターネット画面から操作しておくと
それだけで仕組化完成するのでお勧めです。
お給料が現金という方。
例えばダンス教室やっていて現金収入。と言う場合は
月謝いただく日に、経費差し引いた自分の給与分から幾ら。
と決めて貯金用口座に預け入れて下さい。
②で自動振替利用する場合のポイントとしては
もし可能ならば給与口座を、振込手数料無料枠がある口座指定しておくと良いです。
1回の振込手数料は銀行により異なりますが、平均400円位から800円程度かかります。
月にたった一回の振替だったとしても10年続けたら4万円から8万円。
なんかもったいないですよね。
その数万円も貯金した方がいい。
なので私は、給与受け取り口座を、
振込手数料の無料枠がある「住信SBIネット銀行」にして、
そこから貯金口座に、手数料無料で自動振替えしています。
そういう、自分で努力しなくても出来る節約は私は大いに活用しています。
イオン銀行、ソニー銀行、GMOあおぞらネット銀行、auじぶん銀行等
振込手数料無料枠を設けている銀行は意外とあるので
(預金額・利用状況に応じて振込手数料の無料回数は異なります)
給与振込口座を自分で選択できる状況であれば
ぜひ。利用してみてください。
振込んでもらう相手により、給与を指定の口座でしか受け取れない場合。
その場合は、同店内であれば無料で振替出来る銀行も多いので
同店内にもう1つ貯金用の口座作る方法もあります。
(ただ、同店内だとついつい引き出してしまうリスク。は高くなるのでそれが心配ならオススメしません)
③ 貯金専用の銀行口座キャッシュカードは持ち歩かない
最後のポイントは当たり前と言ったら当たり前ですが
ついつい引き出してしまわない様に、
貯金口座の銀行口座キャッシュカードは家に保管して、持ち歩かない様にしましょう。
持ち歩かなければ
紛失防止にもなりますし、無駄遣いすることもありません。
それと関連して、
私はクレジットカードも普段はメインで使っているもの1枚だけしか持ち歩きません。
(海外旅行時だけ予備にもう1枚持って行く)
そのメインのカードはAMEXなので
ちょいちょい使えない場所があったりするのですが
そういう時は、その場では購入を諦めてます。
ちょっと不便だけど
逆に本当に欲しいかどうか考える時間が出来たりするので
少し不便なくらいの方が、ポイポイ買うクセもなくなるし良いですよ。
先取り貯金、毎月幾らするのが良いの?
先取り貯金をする場合、
毎月の「貯金額」を決める必要がありますよね。
毎月の先取り貯金「理想額」は
賃貸物件にお住いの場合で収入の1~2割ですが
正直なところ
習慣付くまではあまり無理しない方が良いです。
100万円貯めるまでに自分の中できつくない金額を探っていく。
と言うのを私はオススメします。
私は不安定な給与体系で働いていた時期がそれなりにあったせいか
生活費を手元に置いておきたい。という気持ちが強く、
まとまった金額を貯金口座に入れてしまう事に不安を感じていました。
なので最初は月々1万円。と最低貯金額を決めて
それ以上に入れられる時には出来る限り残す。
という方法とっていました。
この最低貯金額を決めて
もう少しいける時に貯金額を増額する。
という方法は
毎月のお給料が一定ではない方や
季節性の出るお仕事の方などにもオススメの管理方法です。
年間で考えて、閑散期などの収入が少ない時でも無理なく貯金出来る金額を
「最低貯金額」に設定してあげて下さい。
以上をふまえて、
やる事としては2つ。
「自分の中でキツクない金額(または閑散期の給与)を毎月の最低貯金額として決めて
貯金口座に振替するor預け入れる。」
「それ以外に、もう少し行けそうな月は次の給与が振り込まれる前に(何日と決めて)
追加分を手動で振替える。」
余裕があれば
毎月の最低貯金額を多く設定し直す。
大事なのは多くの金額を貯金するより、
決めた事をずーっと続けることです。
無理ない振替額を具体的に決めるには
まずは毎月の収支が幾らか(お給料一定でない方は年次で考える)を把握することが必要です。
費用把握方法に関しては、別記事で紹介していますので
お時間許すなら読んでみて下さい♪
関連記事:ざっくざくお金が貯まる【自作で超簡単 エクセル家計簿】
明確な目標がなくても貯まります!
ところで・・・。
貯金に関する本などに「貯金目標額を決めましょう!」とかあるけど。
それ。
別になくてもOKです。
確かに目標があった方が貯まるのも早いと思いますが
無理して追い込みすぎたりする可能性もあるし、
私としては貯金する最大の目的としては
貯金することを一生習慣化すること。
それこそ息するつもりで貯金できるようになる事。
が目的なので
目標なくても結果的に将来の備えの為にお金を準備出来ればいいんじゃないかな。
と思っています。
私はぶっちゃけ、目標額って決めてないです。
時折、学校に通いたいからまとまったお金準備しなきゃ。とか
旅行に行きたいから、支出見直して
使ってないサービス解約してその分貯金にまわすなど、
ちょこちょこした目標に対して意識する事はありますが
将来的に〇〇万円貯める!
とかはありません。
というのも、それ達成したら
きっと私の性格だと、ヤッターと言って満足してしまい、貯金辞めちゃいそうだからです。
だから無理やり目標決めなくていいかなぁと。
もちろん、将来的に家を買う計画が出たり
大きなお金が動く予定が入れば貯金計画見直して
その目標に向かって形成していく事になると思いますが
今のところは、とにかく一生習慣化して
貯金することをやめない。が一番の目的であり、目標です。
というか。
目標がなくても、貯金を仕組化して、
絶対に普段その仕組化したルールを崩さない。
と言う事だけ決めれば必ずお金は貯まっていきます。
私はその方法で貯めてきました。
むしろ、
勝手に貯まってくれる分、
一生懸命節約して、貯めてる方よりストレスなく貯金出来るんじゃないかなぁー
とすら思っています。
ははは。
私、根っからのズボラですね。
でも。
こんな私でもしっかり貯金できるようになったので
絶対にあなたなら大丈夫!
絶対に貯金出来る人になれる「先取り貯金」まとめ
ちょっと長くなったので本日のまとめをします。
貯金をするには仕組化するのが一番。
使ってしまうならば。手元に残さず、別の場所に移せばいい♪
というアイディアの元
私がやってきた「先取り貯金」をご紹介させていただきました。
その方法として
① 自分にとって馴染みの薄い銀行に口座を新たに作り、そこに貯金していく
② 給与口座から自動振替をする(銀行振り込みで給与もらっている場合)
または。現金でもらっている場合は貰った日に速攻貯金口座に入金
③ 貯金専用の銀行口座キャッシュカードは持ち歩かない
ただし、貯金が100万円になるまでは普通預金に預け入れすること。
なぜならばそれは有事の際、現金化できないと窮地に陥る事があるから。
と言う事をお話しました。
で。
100万円貯まったらそこから新たに
定期預金とか投資信託とか、iDeCoとか。
そういったすぐに現金化できないもので貯蓄増やしていくと良いです。
そのすぐに現金化できない商品使っての貯金についてはまた次回お話します。
今日は以上です。
楽しみながら貯金してみてくださいねー。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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