嫌われる事の多い団塊の世代だが、実は若者より柔軟で面白い世代かもよ

こんにちは。踊るファイナンシャルプランナー マグロのとろみんです。

マナー悪いとか、目障り。なんて酷い言われようをすることがある団塊の世代ですが

 

私からすると団塊の世代ってハイパー面白い時代生きた人達なんだなぁ。

そして我々現代人よりもずっと柔軟じゃん。

もしかして学ぶところ沢山あるのでは。

 

なんて思ったので今日は、激動の時代を生き、

その変化に対応してきた団塊の世代についてお話しようと思います。

 

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目 次

 

 

団塊の世代に起きた変化って2020年の比じゃないね

 

2020年。コロナ発生の影響で

人々の意識や価値観。

そして常識がガラッと変わった年の1つだと思います。

 

実際、

永年在宅になったから郊外に引っ越した。

家族との距離感を見直した。

働き方を考え直した。

なんて変化があった方も少なくないのでは。

 

そしてさらにここから数年は

「産業改革・革命・発明」が起きまくるんだろうな。

 

新しい職業や、サービスなどが生まれるんだろうな。と

なんて私は思っているので

まだ見ぬ未来を想像してワクワクしてます。

 

 

しばーーーらく横ばい状態で、

デフレが続き

大きな変化という変化を感じられなかったバブル以降の日本でしたが

 

 

後から歴史を振り返った時に

「2020年を機にこんなに変わった」

と言われる節目の年になる可能性高いよね。って思うし

 

そんなガンガン変わりゆく時代を

目の当たりに出来るだなんてラッキーだなー。

なんて思ってましたが

 

考えてみたら。

 

団塊の世代が若かった頃に起きた変化の方が

今を上回るよね。

なんて事を思いました。

 

団塊の世代って

「うるさい」とか

「非常識」

「頭固い」

なんて言われてしまう事もありますが

 

それって、母数が多いから

そりゃーたまにはそんな人もいるでしょ。

 

母数多いって事は

マナー悪い人の数も

他の世代に比べて当然ながら多いんだろうから

それが目立つだけじゃない?

 

なんて思う私。

 

むしろ

激動の時代を生き抜いた団塊の世代は

実は変化を捉えて、それに馴染むのが誰よりも早い世代だったりするのかな。

なんて事を思います。

 

団塊の世代の時代の空気を想像して体感してみる

 

さて。

団塊の世代とは

1947年~1949年(~1951年とする場合もある)

の間に生まれた方達の事です。

 

終戦が1945年8月。

まさに戦後の混乱の中生まれてきている方達。

昭和でいうと、昭和22年~昭和25年で生まれです。

 

 

焼け野原だった場所がどんどん整備されて

 

ビルが建ち

あっという間に高度経済成長期に突入。

世界一の高さであった東京タワーまでにょきっと登場してしまう時代。

 

 

戦前だったら

都内23区であれど、中心地からちょっと外れると

まだまだ土間があり蔵のある家も普通に存在してて、

 

「この20年での変化はバスが1本開通した位よ。」

 

なんていう変化しかなかった時代から

 

和装が洋装に変わり

田んぼや畑には国産農業用トラクター、耕うん機も登場。

 

テレビが近所の家に登場したり

電話が登場したり。

 

ついには

「なんや新幹線ってものが走るようになった。」

という感じで

 

見たことも聞いたこともなかったものが

じゃんじゃん身の回りに登場していった時代だったんですよね。

 

 

いやぁ。。。

ほんとどんだけ活気ある時代だったんでしょうね。

 

活気のある時代だったからか

「テレビアニメでも、敵をどんどん倒すような負け知らずのヒーローが人気だった。」

と、団塊世代よりちょっと下のうちの母が言っていた事があります。

 

現代じゃ「そんなんつまらん。」と言われてしまう。

今の複雑な時代にはそぐわないキャラだ笑

 

 

現代じゃあり得ない。

と言えば「一人あたりGDP」の伸び率。

2000年から2018年の「一人あたりGDP」の伸び率をみると

4.5%位の伸びなのに対して

 

1955年から1970年の伸び率をみると750%の伸び。

さらに1970年から1985年の間にも

380%伸びたという恐ろしい成長率を遂げた時代でした。

 

引用:内閣府データ

 

こんな変化。

もう日本では体感したくっても出来ないよなー。

なんて思います。

 

ガンガン経済力つけていってる最中の国って

住んでて楽しそうだなぁ。

給料とかも右肩上がりなんでしょ?

 

経済的に言うと

ちょっと前のベトナムとかマレーシアっぽい勢いってことだよね。

 

そう考えると若者も多くて日本も賑やかだったんだなぁ。きっと。

 

団塊の世代って生きてる間、価値観の変化起きすぎ

 

技術革新による生活の変化もそうだったんだけど

 

ちょうど団塊の世代が30歳越えたあたりまでって

日本がものすごい勢いで成長遂げた時代だし

 

逆にバブルがはじけた後は

それまで「安泰だ」と言われたものが

ゴンゴン崩れていく時代に突入してるので

 

団塊の世代の会社員現役時代って

どこをどう切り取っても

変化しまくりの時代だったんだなぁ。なんて思う。

 

 

まず。

団塊の世代が20歳くらいになる頃を見ると

日本の人口分布に大きな変化が起きた時代だった。

 

それまで1次産業に携わる人が多かったのが

2次産業、3次産業の発展に伴い

 

ちょうど団塊の世代が就職する65年~70年位が

農村部からの人口流出が一番多かった時代。

 

働き方の変化に伴い人口の移動が起きたんですねー。

 

人口移動に伴い

移動先の都会では70年代前半が団地建設の第一ピーク時だったりします。

 

街の様子がどんどん変わっていく様を想像すると

街の中もいろんな人が歩いてたんだろうなぁ。

と思うし

旅好きな私としては覗き見しにいって空気感体感してみたいなぁ。

って思ってしまう。

 

てか。

すごいよね。

当時は青山とか神宮前あたりにもたくさん団地が建てられたんだよなー。

お家賃幾らで住んでたんだろ。

 

今でいうタワマン並みなんだろか。

 

 

さらに。

変化と言えば

金利の変化を一番経験している年代だよね。

って事を思う。

 

超低金利時代の現代だと

普通預金金利 0.001% (100万円預金して10円の金利)

定期預金金利0.05%以下という銀行が多い中

 

普通預金金利 2~3% (100万円預金して2~3万円の金利)

定期預金金利 7~8%以上

というとんでもない金利が付いていた80年代後半~90年代。

 

ちょうど40歳前後だった団塊世代。

もう向かう先敵なし状態だったんじゃないだろうか。

 

この頃のこの世代の消費動向とか超興味あるわ。

そして

その頃どんなお金の使い方したら老後どうなった。

の追跡調査とかあったらめっちゃ勉強になりそう。

 

 

まぁ。

その後は日本は安定期に入ったと表現すればいいのか

停滞し始めたと言えばいいのか。

経済の成長的には横ばい続けたわけだけど

 

働き方の変化。でいえば

 

パソコンが登場し。

オフィスで働くならばパソコン操作スキル必須。

みたいな時代になり

 

50歳過ぎて老眼進む中

必死にパソコン操作覚える羽目になった人も多かったと思うわけ。

さらには

 

グローバル化が進み

これまた50歳過ぎてから

英語を学び始めた。なんて人も多かったと思うわけ。

 

実際

うちの会社も英語必須風な社風に段々なってきて

じぃじたちも

家で勉強してる。って聞いたことあったなぁ。

 

 

当時営業さんやっていた団塊の世代の1人は

60歳近くなって英語で会話する為、英語強化月間のごとく

家で勉強し始めた。

と言っていた。

 

で。家で発音練習もしていたらしぃんだけど

 

一生懸命になりすぎたのか声が大きくなりすぎたみたいで

「奥さんに怒られた。」

って言ってことを思いだした。

 

可愛いけど可哀そうな じぃじ笑。

 

とにもかくにも

こんなに変化著しい時代生きた世代って過去に例がないかもー。

 

なんて思うんだけど

変化著しいって事自体、

人数が多かったからこそ起きた事実なのかなぁ。

とも思ったりする。

 

人が多くなければ競争も生まれないし

不便さを感じることも少ないだろうから技術革新が生まれる機会って減るのかしら?

 

と思うと

 

団塊の世代が現役時代に体験したような激動の時代。

ってのは

たとえ形を変えても今の日本には起きないのかなぁ。

なんて思ったりする。

 

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私も何歳になっても柔軟に生きたいものだ

 

なんか

団塊の世代が体験した時代の変化を振り返ってみて

思ったのが

 

この頃の人って

「世の中は変化してくもの」

という前例の元生きていたんじゃないかな。

 

と言う事を思った。

 

だって。

全てが前例ないところから新しい技術が生まれ

生活が変わっていった時代じゃない?

 

だから

変わる事が当たり前。

 

そう思っていたから激動の時代を受け入れられたんだろうし

変化していく事を楽しみながら出来たんじゃないかな。

 

 

何が言いたいかと言うと。

ずっと横ばい停滞状態の時代に慣れてしまった我々は

 

変わっていく時代に突入したんだ。

って事を

個々人が意識してアンテナ立てておかないと

 

今後数年で起こりうる世の変化に対応出来ないし

気が付いた時には取り残されちゃうよね。

なんてことを思った。

 

 

私も変化を楽しみ

自分の中に取り入れる。という事をいつまでも出来るような人になりたい。

そんな事を考えました。

 

っていうか団塊の世代って変化に対してホントに柔軟だよね。

70代でスマホ使いこなしている方もふつーにいるし。

 

ところで電話といえば。

 

どーでもいいんだけど、

うちの母方の実家は、近所より少し早めに電話を引いたらしく

(当時は工事の順番待ちもあったそう)

 

電話引いたら近所の人達が

電話を借りに来るようになったそう。

 

借りる。

と言っても電話を掛けるんじゃなくて

掛かってくる電話を待つ。

という用途で借りに来ていたらしい。

 

当時はよその家の電話を、待ち受け電話として使う。

が普通だったらしぃ。

 

知らない人から家に電話がかかってきて

近所の人を「電話ですよーーーー」と呼びに行く。

という様な電話の使い方していた頃から考えると

 

将来、1人1台電話を持ち、

無料のオンライン通話ができる世の中になるだなんて

誰が想像できただろうか?

 

そして70代になった人が

スマホという新技術を受け入れ、それを使いこなすだなんてその頃

考えただろうか。

 

そう考えると団塊の世代ってほんと

面白い時代を生きているなぁって思う。

今日は以上です。

ありがとうございました。

 

 

実は元歌舞伎町ホステス・現在お局経理の誰にも言えない闇歴史

 

 

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