オタ活・推し活でお金ない!将来不安なら「社会保障」という強い味方の事を知ろう

こんにちは。踊るファイナンシャルプランナー マグロのとろみんです。

今日はオタ活・推し活するにはフリーランスよりも会社員の方が断然活動に専念できる。

という話をします。

会社員は離職や傷病時の保証が厚い上、在職中も年金や健康保険料を会社が半分払ってくれてます。

後ろ盾しっかりしてるからこそ趣味にどっぷり浸かれる。ありがたや。

 

では早速どんな制度なのかを見ていきましょー。

趣味に生きるあなたのお役に少しでもたてれば嬉しいです。

 

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目 次

 

 

一生趣味にどっぷり浸かり生きるのは不安?いやいや会社員なら可能

 

突然ですが。

あなたは今ハマっている趣味を一生続けたいですか?

 

私は出来れば今ハマっているダンスは一生やりたいですし

他にもまだまだやってみたい事って沢山あります。

 

けど。

たまに「そろそろ今ハマっている趣味、卒業した方がいいかな。。。。」

とかいう方に会ったりします。

 

何で辞めるんだろう?と思って聞いてみると

年齢的に痛い。とか、将来の事を考えて備えないと・・・とかいう方が時々いて

私としてはすごい不思議だなぁ。

なんて事を思ったりします。

 

 

年収が不安定だからとか、

家族が増えたからそちらにお金使いたいから

少し抑える。ならば分かるのですが

 

年齢とか関係なくない?って思うし

 

将来の事。に関しても

もし破綻寸前まで毎月使い倒してたら「そうですね。そりゃー将来の事考えましょ。」

って一言いうかもしれないけど

 

 

家計が回っていて、さらには現在サラリーマンとして働いているならば。

 

公的保証が厚いので

意外と働いてるだけで将来の備えって出来てるはずですが・・・・。

って事を思ったりします。

 

というか。

基本どっぷり浸かる位の趣味って基本あったほうが良いんですよ。

それだけで人生キラキラするし

 

趣味の為に文句言われない様に仕事だってちゃんとやって、休み取りやすい状況作ったりするようになるから

私個人的には

趣味があるって人生にメリハリ付いて良い事だと思うんですよね・・・。

 

 

余談ですが

欧米人と話す際、「趣味ない」

って言うとめっちゃ心配されます笑

 

余暇を大事にする文化の彼らの中では

趣味がない=病気。

ってイメージすらあるのかな?という印象です。

 

逆に趣味ある。しかもこういう趣味で、それが派生してこんな良い事があり

(友達増えたとか、仕事の効率UP等なんでもok)

めっちゃ充実してるよ!

 

って言った方が

おぉぉぉ。すごいじゃん。それ面白そうだね~って仲良くなれたりします。

 

 

公的な後ろ盾は3本柱~♪医療・雇用・老後資金

 

では。ここから

サラリーマンはどんな保障制度にどの位守られているのか。

という話をします。

 

最初に結論を言うと

 

サラリーマンは

医療・雇用・老後資金の3本柱の後ろ盾に守られています。

 

給与明細を見ると

「控除額」欄に

「健康保険」「雇用保険」「厚生年金」などと書かれていると思います。

それがあなたが毎月納めている金額です。

 

毎月給与の15%位の額が引かれているかと思うので

初めて見るとビックリするだろうし

負担減らしたい。。。って思いますよね。

 

けど。

社会保険って納付する義務があります。

 

 

ならば。

どうせ納めなきゃいけないならば

いざその時が来たら遠慮なく利用させてもらう。

位に思って

使える場面や内容をサラっと知っておくほうが得なのかな。

 

なんて思ったりします。

 

ではサラリーマンで生きてるとどんな公的保証を受けられるのか。

という事を見ていきましょう。

 

ちなみに、

会社員とフリーランス。同じくらいの稼ぎだった場合を比較すると

ザックリの概算ですが

イメージとしてこんな感じになります。

 

千葉県松戸市にお住いの40歳未満独身を想定。

(会社員は都内勤務  フリーランスは松戸で起業。)

手取りだけみたら

なんだか会社員の方が多く見えますが

実際サラリーマンはここから家賃とか支払いをするので

場合によりフリーランスの方が割が良いよね。

っていう結果になるかもしれません。

 

 

が。

手取りうんぬんではなく

老後に視点を移して見てみると

ちょっと訳が違ってきます。

 

 

①年金は老後の為だけのものではない

 

サラリーマンとフリーランスを比較した時

公的保証関連で一番分かりやすいのが

公的年金の受給額の違いを挙げられます。

 

ここで1つ例を。

 

例えばサラリーマン、フリーランスどちらであっても

60歳まで40年間働き、給料はずっと一定の500万円だった。

と仮定します。

 

その場合

会社員の貰える厚生年金額は 年間 1,104,969円

(420,000円× 5.481/1000 ×480カ月)

*実際には40年サラリーマンだった以外の期間、国民年金納税分も給付されます。

 

 

一方、国民年金を20歳から国民年金納税した

フリーランスが貰える年金額は、年間781,692円

 

年間支給額に

結構な差が付いてしまうんですね。

 

何でこんな事が起きるかと言うと

厚生年金ってのは

国民年金に上乗せして納めている年金なので

多く納めている分将来戻ってくる金額も大きくなる。という仕組みのものだからです。

*戻り金額は現役時代に納めた年金額と年数に比例して変化します。

 

 

そうそう。

年金絡みで言うと、会社によりますが

公的な厚生年金に加えて401K(拠出型年金)を

備え。として用意してくれている会社もあります。

 

フリーランスであれば自分で用意しない限り

そういった上乗せ的な制度はもちろんない。

 

もう少し詳しく言うと

フリーランスの場合は年金上乗せしたり、401K(拠出型年金)に加入したとしても

自分で全額負担して備える必要がありますが

 

サラリーマンの場合は

厚生年金であれば会社が半分負担してくれるし

401kもある程度負担して積み立ててくれる会社もあります。

 

 

こんな感じでサラリーマンの場合。

老後プランもある程度は会社側で知らぬ間に用意してくれていたりするので

何の知識がなくとも

サラリーマンとしてずっと働いていればとんでもないことになりづらい仕組みになっています。

 

 

ちなみに

老後のお金以外の部分。「税金」を見てみても

会社員の場合は、毎月の給料から天引きされてますよね。

 

そういうのも会社があなたに代わって徴収してくれ、

納めてくれています。

 

 

もしフリーランスであれば

稼いだ収入の中から、

納めるべき税金、健康保険料、年金などそういったものを

手元に残しておき、後で納められるように準備しておかなきゃいけないので

 

税金納税。という面で見ても

サラリーマンの場合は

知識がなくとも、とんでもない事にならないようになっているんですね。

 

誤解を恐れずに言うと

サラリーマンというのは、手取りの中でやりくりして

多少の貯金でも積み立てていけば

大きな間違いは起きずらい雇用形態になっている。といえると思います。

 

そう考えると

一生好きな事して趣味にどっぷり浸かって生きていきたい。

推し活を出来る限り続けたい。

 

という方にとって「サラリーマン」という生き方は悪くない働き方。

いや。

むしろ推奨すべき働き方なんじゃないかなぁ。なんて思います。

 

特にサラリーマンでも今、

会社に行かずして働ける環境の会社増えてますからね。

 

オタ活現場近くでワーケーションっての出来たら

もう最高ですよね。

 

 

あ。

大事な話を忘れるところでした。

 

年金は老後もらえる保証。というイメージが強いですが

実は他にも給付される場合があります。

 

それは

配偶者が亡くなってしまった場合に給付される「遺族年金」や

ご自身が障害を患ってしまった場合に貰える「障害年金」

という制度です。

 

これらも厚生年金を納めていた場合(=サラリーマンだった場合)

国民年金より手厚い保障が出る。という制度ではあるのですが

 

これに関しては、

貰う事がない方がハッピーかな。と思うので

万が一、そういう事になった時には

助けてもらえる。程度に覚えておいてもらえればいいかな。と思います。

 

関連記事:

【アラフォー独身FP】女性の為の、老後いくら必要か講座:退職後受取れるお金編

 

②仕事いけなくなった時の補償も出る「健康保険」

 

さて。

老後の保障が意外と手厚いのね。

というイメージを持ってもらえたところで。

 

次に「健康保険」

いわゆる公的医療保障制度についてお話します。

 

あなたが

病気orケガした際、治療費負担を軽減してくれたりする制度ですが

 

単に治療した際、自己負担が3割になる。

というだけでなく、

 

「限度額適用認定証」といって

入院や手術等で負担額が増える。と

事前に分かっている場合

申請すると一定以上の金額は負担免除。

 

という制度も用意されていたりして

幅広く医療関係保証してくれるものです。

 

基本的には

フリーランスが加入する国民健康保険と、サラリーマンの健康保険は同じ医療保険ですが

給付される内容が少し異なります。

 

いわゆるサラリーマンが加入する、協会けんぽや、共済組合系の健康保険には

 

「傷病手当金」といい

病気やケガで仕事を長期休業する場合(有休を使わない範囲)

給料の2/3程度の(上限あり)給付金を出してくれる制度があったり

 

出産のために会社を休みその間の無給期間をカバーしてくれる

「出産手当金」というものもあり、

これらは国民健康保険にはない給付です。

 

また、収入のない家族を「扶養」に入れれば

「扶養家族」は健康保険料が免除される。という

家計に優しい制度まであったりするんですね。

 

と、いう感じで

健康保険は医者にかかる以外の部分でも守ってくれてる制度だったりします。

上手に使えば病気やケガで動けない時の心の支えになってくれるんじゃないでしょうか。

 

ありがたい制度ですね。

 

とはいうものの、

体の不調などで働けない時に助けてくれる制度って事は

なんとなくわかったけど

それをいつどうやって申請したらいいか分からない。

自分で判断できない。

 

という方が多いと思います。

 

でも安心。

これもサラリーマンである強み。といえますが、

(フリーランスだと自分ですべてやることになる)

 

本社数十人以上勤務の規模の会社であれば

必ずや1人は

社会保険関連に詳しい方がいるはず。

 

あなたがわからなくとも

「社会保険、詳しい人~!」って叫べばそういう方に当たるだろうし

 

その方に相談すれば

該当する制度があれば、教えてくれると思いますので

何か健康面で困った時には(身体&精神)

まずはそういう身近な存在に何か給付対象の物はないか。

負担軽減できる制度はないかを相談してみるのが良いと思います。

 

関連記事:

バレたくない健康保険【限度額適用認定証】むしろ会社通さずこっそり申請可能だよ

 

③求職手当や勉強代も給付してくれる「雇用保険(失業保険)」

 

さて。

次にサラリーマンを守ってくれる制度が「雇用保険(失業保険)」

 

3つの後ろ盾、最後の1つ。

 

会社を退職した際に

「失業保険手当」が給付される事で知られているものです。

 

また求職中に「職業訓練」が受けれるもの。

としても知ってる方が多いのではないでしょうか。

 

で。この「雇用保険(失業保険)」

求職中にしか利用できない物なのかと思いきや

就業中の保障も用意されています。

 

どんな時に利用できるか。

というと

 

まず。使えるのがスキルアップしたい時。

 

就業中にさらなるスキルアップをするために民間の学校に通ったスクール代を

最大10万円まで(講座の20%が上限)補助してくれる

教育訓練給付金という制度があります。

 

英語とか、簿記、医療事務、CAD、危険物取扱者等直接仕事のスキルアップを図れるものも

対象ですし

 

宅建、介護福祉士、電気工事士、行政書士、通関士、保育士等

資格取得を目指すような内容のものも勿論対象になっている制度です。

 

受講料の2割まで。という制限があっても

嬉しい補助ですよね。

 

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オタ活・推し活は一生続けるべきです!私はダンスオタク一生続ける

 

今日は趣味にどっぷりハマりながら生きる我々が知っておいた方が良い

公的に保証についてお話をしました。

ちょっと復習して終わりましょう。

 

サラリーマンは

医療・雇用・老後資金の3本柱の後ろ盾に守られている。

という話をしました。

 

それぞれ

医療=「健康保険」

雇用=「雇用保険」

老後資金=「厚生年金」

です。

 

そしてその3本柱は実は

フリーランスよりもサラリーマンの方が内容が充実しており

 

あなたが病気やケガで仕事を長期休業する事になった時

給与の2/3の保障を給付してくれたりするし

 

万が一配偶者を亡くしたり

あなたが障害を患った時にも保証してくれるという範囲が広いもの。

というお話をしました。

 

そうやって見てみると

日本のサラリーマンってほんと保証厚いですよね。

 

ただ、公的なものって、いつどんな時にそれを受け取る権利があるのか。

そして申請は何処にするのか。という事を知っておかないと

受取ることが出来ません。

 

受取るべき時に受け取れなかった。

という事があると損してしまうので

あなたが働いている会社で

「社会保険関連」詳しい方に気軽に聞ける関係作っておく事オススメします。

 

私はこの後ろ盾を元に

心配し過ぎずダンスオタク続けるぞー。

 

今日は以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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