家計簿付けてもなぜ貯金出来ない?貧乏抜け出せぬ女性の共通点と浪費癖の治し方

こんにちは。踊るファイナンシャルプランナー マグロのとろみんです。

今日は「家計簿付けてもピンと来ないし、貯金に反映されないんだけどどうしたら良いの?」

という疑問にお答えします。

 

私もかつては家計簿の活かし方が分からなかった一人として

家計簿付けても貯金できない場合

どこが間違っててどうすれば改善するのかについてお話します。

 

最初に家計簿付けても貯められない人の共通点を話し

その後、改善点についてお話ししますね。

 

数字が苦手な人でも可能な改善方法ですっ。

ではいってみましょー!

 

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目 次

 

 

家計簿を付ける事が目的になってませんか

 

世の中では支出の見直しをする為に「家計簿付けましょう!」

と言ってるけど

よくある家計改善方法的なやり方、見てると

「それやることによって挫折する人も出ると思うー。」

と思ってしまう私です。

 

というのも

世の中の「家計見直し」特集とかって

内容が細かいんですよ。

 

私は15年以上経理やってるし

ファイナンシャルプランナーでもありますが

よくある特集見てると

「え・・・そんなに細かくやるの?毎月?まじか・・・。」

 

とか思います。

 

というかあまり細かくすると木を見て森を見ず状態なのでオススメしません。

何が何だか実態が見えずらくなってしまうんですね。

 

また、細かくすると家計簿付ける事が目的になり

それにばかり時間を取られてしまい時間が勿体ないです。

 

これが1つ目の

家計簿を付けても貯金できない人の共通点です。

 

「家計簿付ける事が目的になり、分析まで手が回らない。」

 

家計簿の目的は

家計見直し

そして改善するための物です。

 

 

付ける作業自体は、ザックリずぼらでいいんです。

 

正直、会社の経理業務だってそうです。

 

税法が絡む物に関してはキッチリと仕訳しないといかんけど

税法絡まないものは

「費用」は「費用」でしかない。

 

だからそこは「消耗品費」なのかそれとも

「清掃費」なのか。

微妙なラインの物を調べ上げて細かく仕訳するとかそういう事に時間はとりません。

 

それよりも

去年比、 売上比でお金の使い方を分析してみたり

採用計画の為にどの位お金使えるか。とか計画する方に時間取った方が

よっぽど会社の為になります。

 

なのでもしあなたが

家計簿はキッチリつけなきゃ!

毎月大変。と思っているなら

 

その思い込み一旦外した方が良いと思います。

 

ちなみに慣れたら1時間で付けれる様になる

ズボラ流家計簿についてはこちらの記事で解説していますので

もし興味ありましたら合わせてどうぞ。

 

 

世で言われる支出割合に振り回されてませんか

 

で。

さらに微妙だなぁっていつも思うのが

 

「家計簿」の理想の割合。

 

食費何割、

家賃何割、

交際費何割とか。

 

家族が居る場合はどの位とか。

細かく理想が書かれてますよね。

 

あれは大いに疑問です。

私が家計簿で躓いたのは正にその部分です。

 

というか。

これが2つ目の

家計簿を付けても貯金できない人の共通点です。

 

「家計簿の黄金比率に振り回されて実態を把握出来てない。」

 

 

何割が理想。と言われたところで私は全く当てはまらず

すっごい戸惑いました。

 

趣味に生きている私は

「自己投資」とか「習い事」といった

いわゆる、ゆとり費。と言われるような支出がめっちゃ多いです。

 

それを理想の比率に抑えようとすると

習い事やめなきゃいけない。

という事態になり

 

「あー。私は無理。そんなに節約しないといかんのかしら・・・」

 

えー。そんな我慢までして生きて何になるの?

ならば好きな様に生きた方がいいけど。

と、家計簿に振り回され、お金の管理すらする気がなくなったんです。

 

で。ある日気が付いたのが

本に書かれているのは

モデルケースなので机上の数字。

 

という事。

 

考えてみたら合わなくて当たり前。

 

賃料1つ取ったってそうです。

 

仕事上、会社に近いところに住んだ方が良い。と判断して

都会に住む人だっているし

 

家族の都合で

会社への通勤は遠くなるけど空気の澄んだ場所に住む。

という事を選択する人もいる。

 

はたまた

投資額は大きいけども毎月の負担を減らす為に

賃貸併用住宅を頑張って立てて住居費浮かす人もいる。

 

家庭1つ1つ皆さん事情や考え方は違うんですよね。

 

また、

休日家に居るのが好きだから多少家賃高くても広めがいい。という人もいるし

ほとんど家に居ないから狭くても安い方が良い。という人もいる。

 

これ1つとっても

賃料的には広い方が高いけど

全体の毎月のコストみたら

狭い家に住んでる人の方が外出時の交際費等で

使っているお金は多いかもしれない。

 

 

そんな感じで皆生活の仕方は違うので

ハッキリ言って

家計簿の理想の支出率。とか意味ないと思っています。

 

あまりその辺に惑わされてしまうと

我慢ばかりして本当にあなたが求めている生活と程遠くなってしまう可能性があるので

気を付けた方が良いです。

 

 

とはいえ、

家計の見直しの必要がないか。というとそれは違います。

やはりそこはする必要がある。

 

じゃ、あなたの生活スタイルを加味した家計の見直しって

どうやってやるの?についてお話します。

 

1週間の行動、1年のイベント全て書き出し優先決める

 

 

はい。

という事で家計見直しにあたり

 

まずやる事は

 

あなたの1週間の行動、

1年のイベント全て書き出してみる。という事です。

ご家族が居る場合はご家族分も全て書き出します。

 

 

書き出し方はエクセルでも手書きでもなんでもOKです。

 

例えば私だったら

 

・月曜から金曜 毎日出勤(内勤) 服務規程緩め

・ランチはお弁当を買う

・休日外食は月2回位ランチのみ

・週2ジム

・月2ダンス練習、 週1ダンスイベント

 

・年1海外遠征 年2国内遠征 全てダンス関連

 

みたいな感じです。

本当は思いつく限りバーーーっと書いてみるんですが

キリがないのでこの位で。

 

 

人により書き出して見ると全く違くなると思います。

勤務スタイルも

自宅で勤務。

毎日外回り。スーツ必須とか

 

余暇に関しても

休日はマイラーとして飛行機に乗っている。

習い事で絵を習い、週1美術館。

家族で集まり料理をする。

散歩。

ガーデニング。

などなど。

 

ご飯の食べ方だって

料理が好きだから産地にはこだわる。とか、

特にこだわりなし。とかでも違いますね。

 

あとはフォーマルな集まりがあるかないか。

(入学式・結婚式など)

この予定次第でも計画は変わってきます。

 

 

で。書き出したら

絶対に優先する物を決めるのと

予算を決める。

という事をします。

 

例えば。

・出勤時の服

内勤だし適当で良いのでスマートカジュアルでOK。

冬:カーデ5点、インナー5点、スカート4点 パンツ1点

夏:トップス10点、パンツ4点、スカート1点、
インナーは冬と兼用。トップスはダンスイベントと兼用

その他下着とかタイツとかで年間予算〇円

で、ダメになったら入れ替えをする。

 

上記点数は最低必要量だから洗濯の事を考え

+アルファ買って良し(それぞれ点数を決める)

という事は、年間の服代3~4万位ってことか?コート入替年はコート代プラス。

 

・ランチはお弁当を買うが 500円以内。

 

・週2ジム

・月2ダンス練習、 週1ダンスイベント これは予算削らない。

ジム月会費〇円、
練習スタジオ代一回千円、ダンスイベント一回3千円(交通費など込み)

・ダンス練習時の服はジムと兼用
ダンスイベント用トップスは出勤時も着れる物で回す。

 

とか。

そいういう感じで取り敢えず決めます。

(決めた予算が無理ある場合はその項目自体を少し減らすか

他の項目を削減して調整していく。という事を少しずつしていい塩梅を探る。)

 

 

優先度決めれば無駄な支出が減らせる訳

 

で。

優先順位決める事と仮の予算決めやったら、家計簿を引っ張りだしてきて

まずは優先順位付けた物以外に使ってないかを見てあげる。

 

 

「あ。また服買ってるね。増えてるじゃんっ。やっぱ服買うクセあるんだな。」とか

「およ。申し込んだこのサブスク使ってないじゃん。」

「実はこの習い事惰性で通っている気がする。」

 

みたいな感じで

まずは自分がついつい使ってしまったモノや

今活用出来てないものを見つけてあげる。

という事をします。

 

その上で

「あ。じゃぁ今度からもうボトムは買わないで良いって事だ。」

とか

「その使ってないサブスク解除。」

 

「やってる風だった習い事、一回辞めてみるか。」

 

という風に対策をしてあげます。

 

ここで気を付けるのは

改善の為に見直す為、無駄なものに使っている自分に気が付いても

責めない事です。

「発見した。じゃどうする?」と

使ってしまった事を反省するより改善に向けて気持ちを切り替えます。

 

費用って減らそうにも優先順位付けてあげないと

何から手を付けて良いか分からないので

まずは面倒ですが

 

自分の人生にとって何が大事で何が大事じゃないかをハッキリさせると

指標が出来て改善に繋がるので

是非この取り組みからやってみて下さい。

 

また、

優先度とそれに対しての予算を決めた事で

世の中で言われる項目ごとの支出割合。は

あくまで参考程度にとどめて

自分なりの標準値を持って管理する事が可能になってきます。

 

例えば

服代は今月はゼロ円だけど

来月は今シーズンの買換え分買うから△円までok。

 

と、いった感じで

月ごと平準化してなくても

「今月浮いた風だけど来月は3か月に1回ある〇〇を買う月だからこの分取っておこう」

 

と、シーズンや年単位事で区切って考える事が出来る様になってくるので

 

「あ。今月ちょっと浮いたから1回外食」なんていう

謎の浪費が減ってきます。

 

 

固定費削減でガッツリ貯金出来るようになっちゃう

 

優先順位を決めた事で

使わないサービスを解除したり

多く使い過ぎの物を減らしたりで少しずつ改善が進んでるかと思います。

 

 

それでもまだなかなか進まないなー。

という方は

 

もしかしたら毎月必ず掛かってくる「固定費」が

多めなのかもしれません。

 

固定費とは

賃料、光熱水費、保険、通信費等の事です。

 

まぁ、賃料に関してはすぐ改善するのは難しいと思うので

それ以外の部分で負担軽く出来る物がないか

探して見るともしかしたら改善出来るかも知れないです。

 

取り組みやすいのは通信費。

ですね。

 

携帯電話もプラン変更や、オプション外しただけでも

かなり安く出来たりしますし

毎月の

利用量によっては通信会社変えた方が安くなる場合も多いです。

 

わたしは「みおふぉん」という所の月々1580円のプランを長らく使ってますが

何ら問題なく使えてます。

 

あと、私は検討した結果

あまりメリットなかったので変更してませんが

地域によっては電気ガスも民間会社に切替えると大幅減出来る事もあります。

 

 

ただ、電気ガスの場合、

wi-fiもセットで変えるのはお勧めしません。

 

その土地にずっと住むなら良いと思うけど

引越しがある場合

電気ガスの契約会社を変える可能性があるからです。

 

そうするとその変更するタイミングでwi-fiも変えないといけない場合

めっちゃ面倒なので

あまりまとめてしまうのも考え物だなぁと思っています。

 

 

あ。そうそう。

ここまでで、支出削減出来た分は

是非貯金に回してくださいね。

 

月々1万円でも年間12万円増。

月々3万円だったら年間36万円増加しますっ。

 

貯金に関して私は「先取り貯金」をオススメしてます。

なぜならば

それは、使った後の残りを貯金しようと思うと人間

「まだある。もうちょっと使える。」

と言って結局使ってしまうからです。

 

「先取り貯金」に関してはこちらの記事で詳しくお話してますので

良かったら参考にしてみて下さい。

 

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家計簿付ける時間を削って時間を有効に使おう♪

 

今日は「家計簿付けても貯金増えませんが、どうしたら良いの?」

という疑問に対して

家計簿つけても貯金できない人の共通点とその改善点を

私の視点からお話させてもらいました。

 

共通点をまとめるとこの2つ

・家計簿付ける事が目的になり、分析まで手が回らない。

・家計簿の黄金比率に振り回されて実態を把握出来てない。

 

 

改善をまとめるとこの3つ。

・家計簿の黄金比率が自分にあてはまるとは限らない

・優先順位を決めるだけで管理は出来る様になってくる

・固定費減らして貯金に回す

 

経理のくせに数字が苦手。

という私でも出来た3つのアプローチ方法です。

 

で。

ここまで出来たら

その後2か月~3か月家計簿付け続けてあげて

その効果を確認する。

 

という所までやってあげると削減された効果がどんな感じになるか実際に見ることが出来

やる気に繋がるし

 

感覚的に何をどの位やれば良いのかが段々分かってきます。

 

この効果確認はめっちゃ大事です。

 

 

家計簿を付ける事に時間を取られるのではなく

そういう事はさっくり終わらせて

 

自分の時間を多くとってあげるとか

家族との時間を増やすとか

 

本当に自分が幸せに暮らす為の

時間を使える人が増えるといいなーと思います。

 

 

では今日は以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

何か分からないことがありましたらご連絡ください。

 

 

実は元歌舞伎町ホステス・現在お局経理の誰にも言えない闇歴史

 

 

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