とろみんです!
「戸村のたれ」って聞いたことありますか?
九州地区で定番の一つの肉用タレなんですが
バーベキューはもちろん、チャーハンや海鮮ユッケにまで使える万能たれなんです。
本日はおすすめ。としてこちらのタレについて書いていこうと思います。
*あくまで個人的好みです。嗜好により感じ方は違いますのでその点ご了承下さい。
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戸村本店の「焼肉のたれ」って何?
戸村本店のたれは、宮崎県の
たれ市場売上全体の50%以上のシェアを誇る、驚異の老舗たれです。
それだけにとどまらず
アマゾンの焼肉のたれ部門でも上位を占める、
今や全国区に名の知れたタレです。
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しかし宮崎県市場の売上シェア半分以上って、
県下のどの家庭に行っても絶対に1本は置いてある勢いですよね。
戸村本店の「焼肉のたれ」は、九州の特徴である
甘みが強いタイプのたれです。
ただ、手作りをモットーにしていて
果物や野菜を使っている為、砂糖だけで付けた甘みとは違い、丸みを感じる甘さです。
原材料にりんご、バナナ、にんにく、しょうが等を使っています。
甘みが強いので
関東などにお住まいの方には甘過ぎる。
なんて評価もあるこの戸村の焼肉のたれ。
実は私もあまり甘いたれは好んで食べないので
正直、あまり興味なかったんですが
戸村のたれを偶然食する事がありその際に
「調理の仕方によっては
実はあまいタレもありなんだな。
そして、良く考えてみたらこの位甘いたれって料理によっては違和感なく食べているな。」
と思ったんです。
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ちょっと自分でもびっくりでした。
実は人間って、思っている以上に先入観の塊なのかもしれません。。。。。。ハハハ
ま、でも私の場合は甘い。といっても
そこに七味唐辛子振ったりして刺激は足してますが。
関連記事:こんな記事も書いてます
戸村のたれ、アレンジ方法
甘口のたれは、牛よりも鶏、豚とあわせると良く絡み
その肉の甘みをタレがさらに引き立ててくれます。
なので
手羽先や、トンテキといった料理をする際に使うのが個人的には好きです。
◆一手間で
肉が焼きあがった後、一旦肉を火にかかった鍋から出したら
タレと肉汁を少し煮詰めて、
肉にかけるとさらにタレが絡みやすくなるので、特に淡白な鶏には良いと思います。
*焦げやすいので弱火で煮詰めて下さいね
![](https://i0.wp.com/excercise.biz/wp-content/uploads/2017/02/meat-640720_640.jpg?resize=640%2C425&ssl=1)
◆肉以外にもからませて!◆
軽く小麦粉をまぶして揚げた野菜や魚に
煮詰めたタレを絡めるのも美味しいです!
◆プラスアルファの調味料で深みアップ◆
ただ甘いだけでは物足りない方は
七味唐辛子を加えて辛味をだしたり、
たれを煮詰める際に少しお酢を入れて
酸味を出すと、深みが増した味わいになります。
不思議と甘みって他の酸味や辛味と合わさる事で別の表情をみせるんですよね。
◆海鮮にも◆
甘みのあるタレは海鮮にも良く合います。
イカやホタテを焼く際のタレとして。
海鮮ユッケのタレとしても風味を増してくれる調味料として使用できます。
![](https://i0.wp.com/excercise.biz/wp-content/uploads/2017/02/food-1285385_640.jpg?resize=640%2C423&ssl=1)
これは焼肉のタレ全般で出来るアレンジですが
チャーハンの隠し味や、
から揚げの下味にももちろん相性は抜群です。
戸村のタレの会社ってどんな会社?
株式会社 戸村フーズという会社が製造しています。
こちらの会社
元々「戸村精肉本店」という名前の
精肉店だったのですが、
そのお肉屋さんで売っていた、”味付け肉”に使用していたタレがあまりにも美味しく
お客さんから
漬けダレを分けてくれないか。
と、問合せが相次いだ為、
売り出したのがきっかけなんだそうです。
戸村フーズ日高嶋工場の看板は「戸村のタレ200g」と同じデザインです。
↓これが看板になっています。ポップな看板ですねー。
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戸村フーズは現在、「スーパーとむら」、「堀川レストランとむら」、焼肉店等も経営。
牧場経営も行っています。
さらに、中学生に対して職場体験をする場所として「食彩館とむら」を提供したりと
まさに地元を大事にしている企業。と言えるんじゃないでしょうか。
さて、この沢山のお客さんから問合せが相次いだから
売り始めた。という話を聞いた時に
「似た経緯を持つ会社があるなぁ」
と思い出した会社があります。
あの、世界中で売っているヨシダソースです。
驚きの事実。ヨシダソースは、おふくろの味??
ヨシダソースってなんじゃらほい?
という方も、もしかしたら社長の吉田潤喜さんのお顔をみたら
「あ!あの!!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
テンガロンハットがトレードマークのあの、吉田さんです。
1971年開局されたアメリカにある日系の、LAのテレビ局に出演した際のVTRです。(2013年出演)
このテレビ局は日本の文化などを主に扱っているTV局だそうです。
ヨシダソースウェブサイトはこちら
https://yoshidasauce.jp/index.html
ヨシダソース社長の吉田さんは
アメリカに20歳で渡米したそうですが
中々グリーンカード(永住権)を取得する事が出来ず
その為定職に付くのも大変だったそうです。
そんな中、
ひょんなきっかけで、空手を教えて生計を立てていた時期があるそうなのですが
その際も
経営状態は決して好調とは言えず
損益がトントンの状態だったそうです。
それでも頑張って店舗も増やし、軌道に乗り始めた頃
今度は景気悪化。
大分経営的にも苦しくなってきたそうです。
そんな折、クリスマスに生徒さんから沢山プレゼントをもらう機会があったのだけど、
その好意に対して何かお礼をしたくても
プレゼントでお礼をする金銭的余裕がない。
どうしよう。。。。。。
と、考えた時に吉田さんのお母さん自家製の焼肉のタレ。
が頭をよぎったそうです。
これが子供の頃とても美味しくて好きだったことを思い出し、
お母さんの作っていたレシピそのままに作り
生徒さん達に配ったところ、皆に好評で
「また食べたい!」
「もっと食べたい。お金を払うから是非また作って欲しい」
という声を沢山貰い
商売としてもタレを作り始めたんだそうです。
おふくろの味がロングセラー商品になるなんてすごいですね!!!
写真はグルメのたれと、グルメのたれ糀(有機)バージョン
コストコには定番商品としておいてあります。
![](https://i0.wp.com/excercise.biz/wp-content/uploads/2017/02/s-DSC_1069-e1487165436942.jpg?resize=410%2C698&ssl=1)
アマゾンならお買い求めやすいハーフサイズも置いてあります。
さて、
戸村のたれを紹介しながら
ヨシダのソースのちょっとしたトレビアまで話してしまいましたが
こういった背景を知っていると
より、そのブランドに興味が湧くし
何しろ製造側の顔が見えることで、ご飯を食べる時も楽しくなる気がします。
![](https://i0.wp.com/excercise.biz/wp-content/uploads/2017/03/steak-353115_640.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
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