「貯金できない女」共通する3つの残念な特徴。元浪費家FPが改善方法伝授するよー

こんにちは。元歌舞伎町ホステス・現ファイナンシャルプランナーとろみんです。

「貯金ができないんです。」 「どんどんお金出ていっちゃう。」

そんな人の話を聞いていると

見事に共通の特徴がある事に気が付きました。

 

今日は貯金が出来ない人の3つの特徴とその解決方法をお話しようと思います。

大切なのは節約することではありません。何にお金を使うかの優先順位を決める事です。

 

スポンサーリンク

 

目 次

 

 

貯められる人と貯められない人の大きな違い

 

当然ですが、

人が生きていくのに最低限必要な生活費の基準ってあります。

なので、収入が月5万円。とか極端に低い場合は貯金するの、さすがに難しいと思います。

 

私もバイトで月5万円の時は貯金なんてありませんでした。

 

けど。

それなりに給料(報酬)をいただいている場合。

 

貯金出来る出来ないの差は、

月収ではありません。

また、フリーランス等月々の収入が不安定。という事も理由ではありません。

 

実は、「お金の使い方」を決めているか、決めていないかの差。

これだけです。

 

1つ例を挙げます。

こんな質問を2人にしたとします。

 

「自由に使える予算が3万円あったとします。何に使いますか?

貯金。という答えは今回はなしね。」

 

1人目はダンス好きのAさん。

こう答えました。

 

「え。貯金だめ?笑」

「えーと、そしたら、ちょうど振付してくれているダンサーさんが海外から来るので

思い切ってプライベートレッスン受けます。1時間半で1万5千円とスタジオ代3千円。」

「それと、他にワークショップ2本受けて5千円。残りはそのダンサーさんのダンスイベント行って、

コンビニでご飯買ったりしたら大体予算3万円かな。」

 

Aさんレッスン代に合計2万3千円も掛けるって贅沢だなぁと思いますが

予算内に収まるという事なので、まぁ良しとしましょう。

 

 

次に

オシャレ好きなBさんに同じ質問をしました。

すると

 

「そうですねー。そしたら新色が出たばっかりのアイシャドウ!欲しかったんですよ。7千円。」

「それと、バッグ欲しい。あ。でもそれ3万円以上するわ。

じゃ、気になっていたスカート。2万円と、トップス8千円。

あ。でも財布新しくしようかなぁ。最近頑張ったからご褒美!」

 

おいおい・・・。苦笑。

 

AさんもBさんも、実際に私の周りにいる人です。

Aさんは、ダンスにお金使いながらも貯金もしっかり出来ている方。

Bさんは、マイホーム所有なのでしっかりしてる様に見えるけど、あるだけ使っちゃうタイプ。

 

先ほどの質問に対する答えも

2人比べると全く違いますね。

 

予算の中でどう使うか。を考えているのがAさん。

欲しい物を先に考えてそれを、買えるかどうかを考えているのがBさん。

 

この違いがあります。

 

要は、

貯められる人は、収入の範囲内で生活していける様、

収入に対して、出ていくお金が少なくなる様に調整しています。

 

それに対して

貯められない人は、収支のバランスが崩れた状態。

収入 < 支出 となっています。

 

ま、こう書くと当たり前やん。って思うけど

現実問題、意外とその事に気がついてない方多かったりします。

 

ちなみに収支のバランスが崩れる。

と言っても3つタイプがあります。

 

それが以下の3つ

 

①それが必要なのかどうかを考えていない。

②何に使うかの優先順位を決めていない。

③毎月幾ら使っているか把握できていない。

 

というかこれ、

浪費してた時代の私は全て当てはまっていました。ははは。

 

でも。

ちょっとした意識をするだけで変えていける事なので

何をどうしたら良いか。

 

1つ1つどんな特徴で

どうしたら解決できるのかを説明していきますね。

 

 

①それが必要なのかどうかを考えていない。

 

では1つ目から。

 

お金が貯められない人の特徴として

それが、「欲しい物」なのか

それとも「必要な物」なのかが分かっていない。という特徴があります。

 

Bさんの答えを見ると明らかですが

 

バッグ欲しい。とか

欲しかったアイシャドウとか

感情(物欲)が先に来ていますよね。

 

バッグが壊れているから買うとか

アイシャドウがなくなりそうだから買う。ではない。

「計画的」には程遠い。

 

どちらかというと衝動買いに近い感覚で

お金を使ってしまう傾向がありますし、

 

似たようなものが家に何個もある。

なんて事が起きてしまうのもこのタイプ。

 

 

もちろん。

人間なので物欲はあって当然です。

 

けど、人には予算が限られてます。

どんな大富豪だって予算限度はあります。

 

だから全ての物欲を満たすのにバンバン使っていたら

いくらお金があっても足りません。

 

 

そんな欲しい物はすぐに買いたくなってしまうあなた。

(サービス契約をすぐしたくなってしまう場合も同じ)

どうしたら良いかと言うと。

 

最初は厳しいかもしれないけど

「欲しい」と思ってから2日~3日待つ。

という事をしてみてください。

 

けれども、

ただ待っている。というのはなかなか辛いものがあると思うので

ポイントとしては

 

2~3日待っている間に

ネットでその商品の口コミ検索して

評判をリサーチしてみる。

 

さらに。レンタルでお試しに使ってみる事出来ないかなぁとか、

代替品で何かないかとか探してみる。

 

まぁ。

私の場合大体リサーチしてるうちに

衝動的に欲しい物は

「やっぱいいやー」って気が変わってどうでも良くなってしまうのですが

 

良い評判も悪い評判も読んだ上で

買いたい。(サービスなど)申し込みたい。

と思うならば

 

それをいつどの位使うか想像してみて下さい。

その時にそれを使い倒している自分を想像出来るなら買ってもいいのかな。

と思います。

 

え?面倒臭い?

・・・いやいや・・・

 

この作業だけで年間数万円~数十万円

無駄な出費なくなるなら儲けもんでしょ。

 

その分旅行できますよ。

 

 

私は今では服とか鞄をパッと買う事は無くなりましたが

 

ついつい本を衝動買いしてしまい読まなかったり、

学校の講座類を勢いで申し込んで

あまり活用せず。

 

という事が時たまありました。

 

けど

「それをいつどの位使うか想像する。」をやる様になったら

(講座の場合は 何曜日にどの位できるのか考えてみる)

勉強するものに関しては勢いだけで

申し込む。は皆無になってきているし

 

本類は

まず図書館に置いてないかをチェックし、

なかったら

ネットでレビュー読み、

 

それでも欲しいなーと思ったら

その本は何のために必要なのか(必要に迫られて勉強の為か。それとも娯楽の為か)

 

いつどこで何時に読むかを考える事で

読まないのに買ってしまう本も激減しました。(時々衝動買いしちゃいますが)

 

「本当に必要かどうか考える」

を実施するだけで大分計画性持ってお金使えるようになってくるので

騙されたと思って3か月間でいいので続けてみて下さい。

 

 

では次に行きます。

 

②何に使うかの優先順位を決めていない

 

貯金できない人。特徴②としては

お金の使い道に優先順位がないのが特徴です。

 

先ほど登場したAさん。

予算内に納める。という事はもちろん考慮した上で。

 

Aさんの優先順位1位はダンス活動です。

なので海外に踊りに行く、習いに行く等

ダンスを絡めた旅行にはお金を使いますが

 

治安が良い国の場合は

現地で泊る宿を安宿にしたり、B級グルメにしたりと工夫して

予算下げてます。

 

また、日常生活でも

飲み会に行かない。

スマホは格安、パソコンも不自由ないスペックの型落ち。

という感じでお金を使う物と使わない物を分けています。

 

 

一方。Bさん。

 

この方は口癖が

ご褒美だから。

頑張ったから。

なんですね。

 

それ呟きながらお金を使ってしまう。

 

Bさんはお子さんがいるので、

最近は自分の為。

と言うよりも

 

お子さんの為だからという口実で

その口癖を使う事が多い様です。

 

「(子供が)学校で今日頑張ったから。」と言いつつ

ちょいちょい、おもちゃ買ったり、

 

頑張ったから今日は外食しよう。と言って

購買欲満たしているっぽいです。

 

さらにはBさんブランド好き。

記念日などにはブランド品を旦那さんにおねだりしたりするので

旦那さんのカード請求が、時折ものすごい金額になる事も。

 

Bさんの様に、その場その場で思いついたもの全てに対して

同じ比重でお金を使っていたら

当たり前だけどいくらあってもお金足りないですよね。

 

っていうか、

Bさんの旦那さんは開き直りネタにしてますが

Bさん宅の家計事情、私はリアルに心配です。

 

 

さて。

自分が必要。って思うものに対して

「我慢」する必要はありませんが(我慢はしわ寄せが来ます)

何にお金を使い、何にお金使わないかのメリハリをつけることは必要です。

 

そうしないとキリがありません。

 

という事で

「お金を使う優先順位を決める。」必要があります。

 

そのやり方としては

 

まずは毎月の支出を見える化して

今どんな物にどのくらいお金を使っているかを把握したうえで

 

自分にとって優先度合が高いものを1つだけ決める。

という作業をしてあげる必要があります。

 

ではそのやり方を見ていきましょう♪

 

スポンサーリンク

 

 

③毎月幾ら使っているか把握できていない

 

ここまでの部分ちょっとまとめます。

貯金が出来ない人の特徴として

お金を使う。となった時に

 

①それが必要なのかどうかを考えていない。

②何に使うかの優先順位を決めていない。

 

この2つの特徴があることを見てきました。

 

それにより

日々なんとなくお金を使ってしまい

気が付いた時には「今月も家計キツイわー。」という事になってしまう。

 

要は

毎月幾ら使っているか把握できてない。という状態。

 

 

ということで。

月々、何にどのくらいお金を使っているか。と言う事を自分なりに

見える化する。という作業が必要ですよ。

という事をお話しました。

 

 

 

見える化するのに

別に難しい家計簿とか付けなくて良いです。

 

簡易的でいいので、費用を同じカテゴリー別に分けて

どんなものに幾ら使っているか集計出来れば目的としてはOKです。

 

私がおすすめするのは

レシートを項目ごとにクリアファイルにポイポイ入れる。

という方法です。

 

一旦集計する事で自分が何にどの位お金を使っているのかを

一目で見る事が出来ますし

カテゴリーで分けて集計するから比較しやすいですよ。

 

100均でA4サイズのクリアホルダーが

10個付いたファイルがあるのでそれ使うと便利ですよー。

↓こんなん。

 

「交際費」「被服」などカテゴリー別にファイルを分けて

レシートを入れておき

1ヶ月単位などで金額を集計するだけ。

 

で。お給料日などで締めて、集計したら

 

自分にとってなくてはならない物を1つ決める。

さらには、それ以外の物は支出減らせないかな?と考える。

ということをします。

 

 

具体的なやり方としては

 

①とりあえずザックリとカテゴリー分けして

レシートを分けておいて下さい。

 

まずは4つで充分です。

 

「交際費(外食・冠婚葬祭・外出・旅など)」

「被服(美容院・コスメ・服など)」

「日用品(電化製品・消耗品)」

「固定費(月極の通信費・習い事・サブスク系)」

 

 

今回は、今すぐに改善出来るものを見つける為に見える化するので

家賃(or住宅ローン)や光熱費、保険等は

とりあえず後回しにします。

 

あと、大きく減らす事が意外と難しい日常の食費や医療費も

今回は除いて考えます。

 

 

②カテゴリーごとに金額を集計する。

 

③4つのカテゴリーを集計したら

金額が多いカテゴリーの中身を箇条書きにしていきます。

 

私のケースで言うと

「固定費(月極の通信費・習い事・サブスク系)」

が見直した当時、すごく多かったです。

 

 

固定費に含まれていたのは

 

スポーツジム代

ダンスレッスン代

携帯代

Wi-Fi代

英語レッスン代

 

④箇条書きしたら、残すものを1つ選びます。

 

真っ先に選んだのは「ダンス」でした。

ちなみに一番ダンスが出費多く、レッスン2つ、練習のスタジオ代等もろもろ含め

1か月で最高5万円位使ってました。

 

けど。

これを残す。と決めました。

それは私にとって当時ダンスレッスンは外せないものだったから。

 

この辺の残すものを決める基準は

自分が一番大切にしている物で良いと思います。

 

交友関係広げているなら、外食費を残す。でも良いし

ファッションが好きなら被服。を残すでも良いと思います。

自分の基準で大事。と思うならそれを残すと決める。

 

で。

残すものを決めたら

 

⑤他の物を削っていけないか。をガンガン考える。

 

私の場合、携帯と、wi-fiに関しては既に格安系を使っていたので

それはそのままにして

 

充分な回数行く事出来てなかった

スポーツジムは退会届を出しました。

 

逆に英語はダンスでも、海外からダンサー来る時に分かった方が便利なので

取り敢えずその時は残しましたが

 

後の見直しの時に

「最近英語、そんなに使ってない。。。

本当に必要ならまた入会すればいいだろ」と思い、辞めちゃいました。

 

そんな感じで

他のカテゴリーも同じように取り組んでいきます。

 

 

で。大事なのは

他のカテゴリーを見た時に、1つ目のカテゴリーで選んだ

残すもの1つと、

次のカテゴリーで選んだ残すもの1つを比べる。

 

そこでもどちらを残すか。

を決めて最終的に1番大事なものをあぶりだしていく。

という事をします。

 

1点豪華主義じゃないけど

使う物には使ってあげてOK。

けど、それ以外を減らしてあげて総合的に予算内に納める。という考え方です。

 

 

最初は、使っているサービスを変えるとか

グレードを下げて格安を利用する。

また、退会する。という事を決めるのって抵抗あるかもしれませんが

必要だったらまた申し込みすれば良いだけです。

 

そう思うと意外と気楽にテコ入れ出来ますよ。

 

ちなみに・・・私はダンスが優先度1位の物でしたが、

 

月5万円の支出は流石にキツイし

手を広げ過ぎて消化できてない。と、思い

それも後にレッスン数減らし、1つに集中する。という選択をしました。

 

 

折角だから家計簿もつけてみたいな。という方コチラの記事もどうぞ

貯金が一気に貯まる【超簡単・シンプル・時短エクセル家計簿】をお局経理が伝授!

 

 

無理は禁物。自分のペースで取り組んでね

 

まとめます。

今回は貯金が出来ない。という人に共通する3つの残念な特徴と

それに対する対策についてお話をしました。

 

それぞれ特徴と対策を簡単に書くと以下の通り。

 

 

①それが必要なのかどうかを考えていない。

その時その時欲しい!と思ったらお金を使ってしまう。

→とりあえず落ち着こう。2-3日本当に欲しいかを考えてみる。

 

②何に使うかの優先順位を決めていない。

全て控えて我慢とか、節約は無理だから、逆に何に使ってあげるかを1つだけ決める。

 

③毎月幾ら使っているか把握できていない

4つのカテゴリーに分けて集計。

多いところからテコ入れをしていく。

 

4つのカテゴリーは以下の通り。

「交際費(外食・冠婚葬祭・外出・旅など)」

「被服(美容院・コスメ・服など)」

「日用品(電化製品・消耗品)」

「固定費(月極の通信費・習い事・サブスク系)」

 

 

と。

色々書いたのですが

基本的には自分のペースでやって下さい。

 

やり過ぎると反動が来るし、

続きません。

続かないと本末転倒なので自分の心が苦しくないところで留めて

 

もっと出来る。

ってなったらもう少し見直す。とか

段階踏んでくださいね。

 

バッサリ辞めるのが辛い。であれば

金額を半分にする事を目標にしたり

 

回数を減らしたり。

やり方は色々あるので

あなたが続けられる範囲でやってみて下さい♪

 

今日は以上です。

ご不明点、ご質問等は下部のお問い合わせフォームからお願いします♪

 

実は元歌舞伎町ホステス・現在お局経理の誰にも言えない闇歴史

 

 

スポンサーリンク