旧暦の新年、タイ正月では初詣をする習慣 がある

こんにちは。とろみんです。

日本では新年明けたら初詣に行く方も多いと思います。

タイでも新年(4/15)にはお寺にお参りに行く風習があるそうです。

どんな感じでお参りするのかまとめてみました。

 

[ad#co-1]

 

タイ正月 初詣に行く理由

 

タイでは4/13~4/15がいわゆる旧暦の正月期間です。

どの日が正式な新年の日。というのは決まっていませんが、

一般的には4/15に多くの行事が行われるため、新年の日。という認識の様です。

 

タイ正月の過ごし方についてはこちらからどうぞ

 

タイでも日本と同じ仏教なので
基本的に考えが似ています。

新しい年を一緒に迎えられた事を家族と一緒に祝ったりするんですね。

その”家族と一緒に祝う”

という定義には先祖も含まれる為

お寺にいって、先祖に対しての感謝を表すんです。それをお布施という形で行い
お経をあげて先祖供養をします。

 

タイ正月に限らず、タイ寺では概ね以下の方法で参拝すれば間違いないので
タイに訪れた際、

参拝してみたい。

タンブン(お布施)してみたい。

という方はご参考になさって下さい。

 

タイ寺 お布施(タンブン)の仕方

 

これはお坊さんに直接お経をあげてもらい、
祈祷してもらう方法です。

 

用意するもの

 

お供え物
これは事前にどちらかで買われて持参してもいいですし、大体お寺の入り口近辺に売店があるので、そちらで買われてもどちらでもいいと思います。

売店で買う場合大体100~200バーツ

 

お布施

予算 100バーツ以上

 

1.お布施を渡す

棒の先が割れていてお札を挟める様なものがありますので
そちらにお金を挟みます。

直接お坊さんには渡しません。

 

2. お供えセットをお坊さんの前に置き、祈祷をしてもらう

祈祷をしてもらっている際、
途中でお水を注ぎます。

金属の入れ物に水が入っているものがありますので
これをゆーーーーっくりと、金属のボールに注いでいきます。

 

そして祈祷が終わると
頭の上からパッパッと聖水をかけてもらいます。

その際も合掌したまま頭は少し下げておきます。

 

3.祈祷が終わったらお守りを手首に巻いてもらう

サーイシンというひも状のお守りです。

 

健康で暮らせる様に。 沢山幸せになりますように。という事をお坊さんが言いながら巻いてくれます。

↑ご祈祷の時だけでなく、サーイシンは結婚式などのお祝い時
知り合い同士でも巻き合います。

 

以下の動画は正月(4/15)のタンブンの祈祷の様子です。
こちらのお寺ではお坊さんが直接サーイシンを巻いていますが
本来女性にはお坊さんは直接サーイシンを巻かず、他の方が巻いてくれます。

冒頭で床に置かれた白い棒についた旗の様な物が見れますが
これはお金を連ねて、旗の様にしてあるお布施です。

2:24あたりでその旗上のお布施を立ててる様子も観れますよ。

 

タイ寺 参拝の仕方

 

用意するもの

お参りセット
大体本堂入り口あたりにテーブルが出ていて、お線香、お花、ローソクと金箔がセットになったものが売られています。

予算としては20~30バーツ位です。

値段が書いてないこともありますが、その場合も20バーツ紙幣を渡せば大丈夫だと思います。

 

1.ローソク立てを探して火を付ける

2.ローソクで線香に火を付ける

 

ローソクがセットに含まれてなかった方。

燭台があると思います。
線香立ての近くにある事もありますし、ちょっと離れた場所にポツンとある事もありますが
燭台にて火をつけてください。

 タイ正月ソンクラーンの由来 についての記事はこちら

 

3. 仏像の前でお祈りをする

これは外に仏像があるタイプと、建物内に仏像があるタイプ両方ありますが

いずれにせよ、靴を脱いでお祈りをします。

室内ですと正座か、横座り。

野外であれば立てひざをついて座る事が多いです。

お祈りをする際、
お線香とお花は両手で挟み、合掌したままお祈りをします。

 

4. 線香を立て、お花を置く

お祈りが終わったら
線香を線香立てにたてて、お花を入れ物に活けるか、仏像の手の上に置きます。

お花を置く場所はお寺によって違いますので
初めて行くお寺の場合は一度周りの方のやり方を見ると間違いないです。

 

5.仏像の前にもう一度座り3度礼をする

 

頭を床に付く位深く3度礼をします。

*お寺によって違いますが、線香に火をつけてから仏像の前に座る寺と

最初に3度礼をしてから線香に火をつけお祈り。
そして最後にももう一度同じ様に礼をする。と、二通りあるようです。

 

3度礼をする方法について分かりやすい動画がありました。
見れば一目瞭然!

 

6.金箔を仏像に貼る

貼る場所は、体の調子の事に関してのお祈りだったら
その体の部分に張ったりします。

特に体に関するお祈りではない時は、

仏像の金箔がはがれている場所に張ればいいと思います。

 

貼り方は、包み紙から金箔を取り出さず、
紙ごと金箔を仏像に押し当てると綺麗に貼れますよ。

 

最後に

 

お寺さんによって参拝方法もすこーしずつ違ったりします。

仏像自体も合掌している、 片手だけ挙げている、両手を挙げている、
両手とも下げているタイプと様々なものが存在する位違いがあります。

 

日本でもそうですが、分からない時は

人に聞く。または周りの様子をみて解決できるようならば

まずは見てみる。という事をしてみてくださいね。

 

[ad#co-1]